[5.12 J1第21節 名古屋0-2鹿島 豊田ス]
鹿島アントラーズのDF犬飼智也が自らの誕生日を祝う決勝ゴールを決めた。
前半32分、左サイドからのCKを獲得した鹿島は、MF永木亮太が右足でゴール前に上げると、GKランゲラックのキャッチミスを誘発。こぼれたボールは競っていた犬飼の頭に当たってそのままゴールラインを割った。
試合後の会見で犬飼は「ラッキーだったので、喜ぶのも照れくさかったけど、ゴールはゴール」。そして「あまり当たった感じはなかったけど、ファウルでもおかしくなかった」とランゲラックとの接触の確認もされたとみられるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があったこともあり、苦笑いで振り返った。
ただチームはこれで3連勝。3戦連続完封と攻守の歯車がしっかりと噛み合っているが、犬飼も「後ろだけじゃなく前から奪いに行くことがはまっているので、後ろも上手く守れていると思います」とチームバランスの良さに強調する。
そして連戦の中、先発6人を代えての連勝継続についても「普段リーグに出ていない選手が出て、これだけのゲームができるのが鹿島だと思わせることが出来た試合だと思います」と胸を張った。
◆鹿島DF犬飼智也が28歳バースデー決勝弾「照れくさいけどゴールはゴール」守っても3連続完封(ゲキサカ)