日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年5月19日水曜日

◆相馬監督、前節・横浜FM戦の3失点を分析 「ベンチワークでミスもあったと共有した」(FOOTBALLZONE)






中2日の試合が続き、終盤でセットプレーから2失点「与えなくても良かった失点」


 鹿島アントラーズは19日、敵地でのルヴァンカップ・グループステージ第6節で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。すでにAグループ2位以上が確定し、プレーオフステージ進出が決定しているが、相馬直樹監督は18日のオンライン会見で、「目の前にあるゲームを勝ちに行く」と力強く語った。

 鹿島は2年目を迎えたザーゴ監督の元で今季のスタートを切ったが、開幕8試合を2勝2分4敗の暫定15位に沈み、4月14日に相馬コーチが新監督に昇格した。その後、リーグ戦6試合(5勝1分)、ルヴァンカップ3試合(1勝2分)を戦い、9戦無敗と調子を上げている。

 無尽蔵のスタミナとハードワークを武器とするMF小泉慶をトップ下に起用するなど、相馬監督は前線からの激しいプレスを徹底させてきた。ただ、5月15日のJ1リーグ第14節横浜F・マリノス戦(5-3)は、監督交代後ワーストとなる3失点を喫した。中2日の試合が続いたことを含め、終盤の失速は想定内だったとしつつ、改善点を口にする。

「映像で共有した部分はある。2失点目、3失点目はセットプレー。与えなくても良かった失点だったと思う。3点目に関してはベンチワークとして、失点を招いてしまったところはある。こちらのミスもあったということも共有して、同じことが起きないように、全体で次に向けて修正したい。

 正直なところ、コンディション的にあの時間にああなるのは分かっていた。中2日で3試合続けてきた我々と、1週間空けてあのゲームに臨んできたマリノスさんと、最後の時間まで我々が守備の強度を保てるのか。相手がリードされている状況のなかで、つなぐというよりもやり方を徹底してきて、押し込まれる時間ができることは想像できた。五分のコンディション同士であれば、ああいった時間は作らずにできたはず。毎回起こる話ではないけど、最後の時間をどうしのぐか。我々の足が止まったのも事実で、そこは冷静に判断して捉えている」

 鹿島は、右肘関節内側側副靭帯損傷および右上腕骨裂離骨折が癒えた日本代表FW上田綺世が、戦列復帰後はスーパーサブ的に起用されている。相馬監督の中では、ほかの選手を含めて、ベストの布陣・起用法を探っている段階だという。

「正直、まだ決まってない(苦笑)。多少ハードワークの部分で欠ける選手がいるけども、ある意味スペシャルキッカーじゃないけど、特別なものを持っているのであれば、ハードワークできる選手との組み合わせを当然考えるべき。チーム全体としてお互いを助け合うことはしっかり全員がやらないといけない。それができない選手はいないと思っている。人よりも守備を頑張るのが得意な選手がいれば、そうでない選手もいて、そこをどう組み合わせるか。相手との絡みもあると思う。コンディションも含めて考えていかないといけない」

 相馬監督は、19日の札幌戦に向けて「目の前にあるゲームを勝ちに行く。その時できるものをすべて出す。ピッチでスタートからエネルギーを発揮できるような準備をしたい」と決意を覗かせていた。

(Football ZONE web編集部)


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