日本代表DF長友佑都(|FC東京)が“逆境”を乗り越えたことを受けて、DAZN『内田篤人のFOOTBALL TIME』で元日本代表DF内田篤人氏と南葛SC(関東1部)に加入したMF今野泰幸が自身の批判への捉え方を明かした。
長友は左サイドバックの先発としてカタールW杯アジア最終予選を戦ってきたが、“左サイドバック論争”が過熱。DF中山雄太(ズウォレ)との世代交代を推す声が高まる逆境の中で1日、大一番のサウジアラビア戦が行われた。35歳のベテランSBは厳しい批判をパワーに変え、ハイパフォーマンスで存在価値を証明し、試合後は「批判はガソリン」と語っていた。
自身への批判について、今野は「めちゃくちゃ落ち込む」と告白。「全然たぶん、アスリートっぽい脳みそじゃない。メンタル的には相当弱いって自分で分かってる」と続けた。対照的に、内田氏は現役時代の心構えを次のように語っている。
「(批判を)見ない方がいいじゃないですか、だって素人だもん。俺はずっと思ってましたよ。自分がどんなプレーをしても代表で日の丸を背負うっていうことはいろいろ言われるのが当たり前だけど、日本代表でピッチに立ってるの誰?って。俺じゃないですか、右サイドバック。俺よりうまい日本人選手連れてきてって思ってたもん。今ちゃんもそれくらいでいればさ、批判なんてどうでもいいじゃん」
このアドバイスを受けて、今野は「そうなれないんだもん、無理なのそれは、なろうと思っても。人ってそんなに変われないから」と強調。「でも、追い込まれて追い込まれて、プレッシャーもあるけど、試合に入っちゃったらやらざるを得ない。入っちゃったらそれを解放してぶつける感じで、乗り越えてきた」と自身のスタンスを説いた。
◆批判はガソリンか?「素人だもん、どうでもいいじゃん」と内田篤人氏…「落ち込む」今野の乗り越え方は(ゲキサカ)