
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年7月12日火曜日
◆【番記者の視点】2試合連続ドローの鹿島 凡戦から見えた2つの補強ポイント(報知)
◆明治安田生命J1リーグ▽第21節 札幌0―0鹿島(10日・札幌ドーム)
勝ち筋が見えなかった試合以上に、ディエゴピトゥカの言葉は重かった。「チームとしての内容(戦力の意で解釈)に見合っていない(現状がある)。(今日は)それにふさわしい結果になった。僕たちはテクニックがあって、ボールをつなげるチーム。若い選手もそろっている」。苦悩は言葉だけではなく、みけんにしわを寄せた表情からも感じ取れた。
前節のC大阪戦で3失点し、札幌戦は守備への意識を強く持って試合に入った。ただ、前との距離が離れ、攻撃に転じる時はロングボールを多用。体調不良でFW鈴木優磨を欠いた攻撃陣は孤立し、散発に終わるケースが多かった。一角を担った土居聖真は「(チャンスの形がみえない?)みんな同じようなことを感じていたと思う。我慢の90分だった」と振り返った。
試合を見、選手の言葉を聞くと「策」が不足しているように映るが、タイトルを目指す上では補強の必要性も感じる。まずはベルギーに移籍した上田綺世の穴を埋めるFW。札幌戦で今季初先発したFWエベラウドはまだ昨季の体調不良から復調過程にあることを強く感じさせた。パス、相手、味方の距離感をつかめていなかった。現状は先発の戦力としてカウントすることは難しい。

そこで真っ先に挙がるのは鳥栖に期限付きしているFW垣田裕暉を呼び戻すこと。だが、鳥栖は戦力としてカウントしており、復帰への動きは鈍い。むしろ、他クラブから得点力のあるストライカーを獲得する動きの方が強い。染野唯月の成長に期待するとともに、移籍獲得による上田不在のカバーを考えているようだ。
次に必要なのは、ゲームコントロールができる選手。ピンチがそのまま失点になる「もったいない失点」を減らす存在が必要だ。クラブはそうした意図をもって実績、実力ともに申し分ない選手に迫っていたが、成立しなかった。今後も「ゲームを読む力」を持った選手の補強を検討していくとみられる。
2試合連続引き分けもそうだが、内容面からも今後への不安が募る札幌戦。後半戦へ向けた決断の時が迫ってきている。(鹿島担当・内田知宏)
◆【番記者の視点】2試合連続ドローの鹿島 凡戦から見えた2つの補強ポイント(報知)

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