http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140419-1287428.html
<J1:鹿島2-3神戸>◇第8節◇19日◇カシマ
2位鹿島と3位神戸の上位対決で、神戸が勝った。
先制はホームの鹿島だった。前半7分、MFジャイール(25)が送った左クロスに、ファーサイドにいたMF遠藤康(26)がダイレクトボレー。地面にたたきつけたボールはワンバウンドしてゴールに突き刺さった。新外国人のジャイールはリーグ初先発で初アシスト。遠藤は6戦ぶりの今季4点目をマークした。
好調神戸もすぐ反撃に出る。25分、ペナルティーエリアのすぐ外で得たFKをMFチョン・ウヨン(24)が右足で直接たたき込み、同点に追いついた。その後は一進一退の攻防に。ロスタイム2分には、鹿島の日本代表候補MF柴崎岳(21)の縦パスを受けたFWダビ(30)が強引に中央を破ったが、神戸GK山本海人(28)の鋭い出足に阻まれた。このまま1-1で前半を折り返した。
後半も鹿島が先手を取った。9分にFWダビが左足で勝ち越しゴールを流し込んだが、ここから神戸が反攻を強める。鹿島DF青木剛(31)のファウル&退場で得たPKを、元鹿島のFWマルキーニョス(38)が決めて同点。さらに2分後、右クロスをFW小川慶治朗(21)が頭で決めて勝ち越した。その後、10人になった鹿島の攻撃を神戸が抑え、逃げ切った。
神戸にとって鬼門のカシマスタジアムだったが、敵地で99年以来の白星を挙げ、暫定首位に浮上した。