日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年4月20日日曜日

◇【神戸】助っ人続々獲得“楽天式”で史上初の首位(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140419-OHT1T50302.html


4連勝で暫定首位に立ち、喜ぶ小川(中央)ら神戸イレブン

 ◆J1第8節 鹿島2―3神戸(19日・カシマ)

 神戸が“楽天式”チーム改革で首位に立った。アウェーで鹿島に逆転勝ち。1試合少ない広島を抜いての暫定とはいえ、開幕節を除いての首位はクラブ史上初めてだ。安達亮監督(44)は「我々にとっては大事なこと。こういう積み重ねでタイトルが見えてくる」と興奮を隠せない。

 最多7度のリーグ優勝を誇る鹿島に堂々と渡り合った。1点を追う前半25分にMFチョンが直接FKを決めて同点。勝ち越された後半22分、FWマルキーニョスが4戦連続得点となる同点PK。FW三浦知良(47)=横浜C=を抜き、歴代単独2位の通算140得点となり「新しい神戸を見せたかった。重要な勝利だ」と胸を張った。同24分にはFW小川のヘディング弾で逆転。アウェーの鹿島戦では99年11月11日以来、15季ぶりの2勝目(3分け13敗)だ。

 メーンスポンサーはIT企業の楽天。抱負な資金力を背景に2年ぶりのJ1昇格を果たした今季、FWマルキーニョス、MFシンプリシオ(この日は欠場)、チョンといった他クラブで実績を残した助っ人を獲得した。3人で総額3億円(推定)。イーグルスは昨年、総額4億円をかけてヤンキースからメジャー通算434本塁打のジョーンズ外野手と同61発のマギー内野手を獲得し、球団創設9年目で初優勝と日本一に輝いた。今季も3億円でヤ軍からユーキリス内野手を補強した。

 上昇気流を感じているのか、小川は「これを続けていく」と気を引き締めた。イーグルスもリーグ優勝までAクラスは1度(09年2位)だけ。J1、2を行き来するエレベータークラブだった神戸も生まれ変わろうとしている。(内田 知宏)

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