http://www.sanspo.com/soccer/news/20140413/jle14041305020002-n1.html
J1第7節最終日(12日、名古屋1-2浦和、豊田)後半ロスタイムの最後の攻撃を浦和が実らせた。CKのこぼれ球をDF那須がシュート。GKの眼前でMF興梠がコースを瞬時に変えた。
「チャンスを決められず苦しい展開になったが、うちのペースで進んでいた。絶対に逆転できると思った」
劇的勝利を手にし、興梠が胸を張った。前半10分に失点。その後は猛攻を仕掛けた。サイド深く攻め入り、中央で前線3人が絡み、再三好機をつくる。しかし、興梠が絶好機を外すなど前半は詰めを欠いた。
「得点するのに、あれほどチャンスが必要とは理解できない」とペトロビッチ監督は苦笑い。それでも「勝利に値する試合ができた」と誇ったのは、浦和の攻撃スタイルを貫いたからだ。ボールを保持して長短のパスで揺さぶり、MF原口の同点弾につなげ、最後は勝利の女神もほほえんだ。