http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141022-OHT1T50260.html
J2ジュビロ磐田のDF伊野波雅彦(29)が22日、次節・京都戦(26日・ヤマハ)で相手FW大黒封じを誓った。左肩痛で離脱していたが、帰ってきた守備職人がJ2得点王に対峙(たいじ)する。
戦闘態勢は整った。前節の熊本戦は警告の累積で出場停止。左肩痛も抱えていたが、この日は「もう支障はない」とキッパリ。雨の中、2部練習を消化した。
京都戦のカギはリーグ最多23得点の大黒封じだ。「駆け引きがうまい。ペナ(ルティーエリア)の中で仕事をさせないように」。7月の敵地での対戦では1ゴールを許している。「今週の練習でもやると思うが、そこに行く前でパスコースを消さないと」と、イメージを描いた。
名波浩監督(41)就任後は毎日練習メニューが変わり、課題克服の意識が高まっている。「自分たちが何をやらないといけないか感じれば、伸び幅も増える」。リーダーとしてDFラインを統率していく。(武藤 瑞基)