日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年12月8日火曜日
◆[プレミアリーグEAST]「蹴る前に、みんなの顔が浮かんだ」鹿島ユースMF平戸が2戦連続で先制PK!(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?177948-177948-fl
[12.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第18節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース グラスポ]
鹿島アントラーズユースはトップチームへ昇格するMF平戸太貴が2試合連続で先制ゴールを決めた。前節の青森山田高戦は敗れれば、相手の優勝が決まる大一番で右足PKを成功。自力で優勝を決めるには勝つしかない市立船橋高戦でも後半4分に再びPKの機会が訪れた。
「PKには自信があったんですけど、こういう大一番で外したら一生言われるんだろうなと(微笑)。蹴る前に、みんなの顔が浮かんで絶対に決めないといけないなと思いました。決められて良かったです」。右足を振りぬくと、GKにコースを読まれながらもボールはゴールネットへ。右手を握りしめた背番号8はチームメートの祝福に応えると、すぐに厳しい表情で自陣へと戻り、試合を再開した。
高い技術と判断力でゲームをコントロールする司令塔だが、中盤から精力的に前線へ飛び出すなど運動量も光った。チームの核となる部分を徹底。「そこは勝たないといけないというのは分かっていたんですけど、試合前にスタッフからも自分たちのやることをブレずに変えないでやれと言われていた。ブレずに自分たちらしさが出せた」と胸を張った。
ガンバ大阪ユースとのチャンピオンシップへ向けて「勝って日本一が取れるように頑張っていきたい」と平戸。チームメートのCB町田浩樹やFW垣田裕暉が年代別日本代表に選ばれる中、「自分も」の思いを持つ実力派MFが、重圧かかるチャンピオンシップでも自分の仕事をやり通す。
(取材・文 吉田太郎)
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