日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年3月20日日曜日

◆【鹿島】夢生2発「狙っていた」代表エースだ!鹿島が暫定2位浮上(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160319-OHT1T50199.html


 ◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第4節 鹿島2─0F東京(19日・カシマスタジアム)

 今月24、29日に行われる18年ロシアW杯アジア2次予選の日本代表に招集された鹿島FW金崎夢生(27)が2得点を挙げ、F東京に2―0で勝利。後半5分に左足で押し込むと同43分には豪快なボレーシュートを決め、21日から始まる代表合宿に弾みをつけた。

 FW金崎だけが準備していた。後半5分、DF山本が放ったミドルシュートは当たり損ねとなり、ゴール枠左に外れる軌道をたどった。予想外のミス。ペナルティーエリア内にいたF東京の選手8人が誰も反応できない中、ただ一人「こぼれ球を狙っていた」と足を止めなかった33番が左足すねでコースを変え、ゴール左に押し込んだ。連敗阻止へ欲しかった1点を、泥臭い形でものにした。

 繊細な一面が生んだゴールだった。足の五本指が分かれるタイプのソックスをはく。通常よりも、力が伝わりやすいと言われる代物。「一瞬」が物を言うポジションに身を置くことから、ささいなことに気を使う。昨年10月、ヒーローインタビューで「パパ、(誕生日)おめでとう」と叫ぶなど奔放さが表に出ることが多いが、実際は勝利のため、ゴールのために、細かいところまで上積みする男だ。

 後半43分には、MF柴崎からのセンタリングを、豪快な右足ボレーでネットに突き刺した。「(柴崎)岳からのセンタリングが良かった。当てるだけだった」。膝から滑り、両手を広げるというゴールパフォーマンスを披露。弟分で、この日初先発だったMF鈴木のパフォーマンスをまねたもの。無得点に終わった鈴木に「格が違うんだよ」と誇示するために、2度も同じポーズを取った。

 2得点で、21日から始まる日本代表合宿にも弾みがつく。この試合前まで今季1得点で「代表、ダメかもねぇ」と珍しく、弱気な発言もあった。さらにFWは、実力者・岡崎(レスター)に加え、新戦力FWハーフナー(デン・ハーグ)も招集され、競争が激しくなる。「(代表でも)しっかり頑張りたい」と金崎。鹿島のエースが貪欲さを武器に、海外組とのポジション争いに挑む。

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