日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年6月15日水曜日
◆OA残り1枠は大迫最優先!霜田技術委員、緊急渡欧で交渉か(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160615/jpn16061505030001-n1.html
日本サッカー協会は14日、原則23歳以下で争うリオデジャネイロ五輪に出場する男子代表のうち、3人まで認められる24歳以上のオーバーエージ(OA)枠にG大阪DF藤春広輝(27)、広島DF塩谷司(27)が決まったと発表した。一方でこの日、霜田正浩技術委員(49)が緊急渡欧。OAの残り1枠の候補に入っているFW大迫勇也(26)が所属するケルン(ドイツ)と交渉に入るとみられる。
15日で、8月4日のリオ五輪初戦・ナイジェリア戦までちょうど50日。OA枠の人選が大詰めを迎えた。東京都内で藤春と塩谷の選出を発表した霜田技術委員は、その足で成田空港に直行。得点力向上の切り札として期待する残り1枠のFWを決めるため、急きょ欧州に飛んだ。
「欧州選手権の視察もあるし、いろいろな目的がある。交渉事なので内容はいえないが、五輪の仕事も含まれている」
訪問先は伏せたが、ケルンFW大迫のOA枠招集を要請するため、ドイツにも向かうとみられる。大迫はゴールを決める技術、ポストプレーや前線からの守備にも定評がある万能型FW。「前線に収まりがほしい」という手倉森誠監督(48)が早い段階から内々に名前を挙げていた。
ただ、ケルンはリオ五輪のドイツ代表に3人が選ばれる可能性がある。ヨルグ・シュマットケGMは日本協会から要請があったことを認めつつ、「新シーズンに影響を及ぼすのでよく考えたい」と態度を保留。霜田氏が直接交渉に乗り出し、感触を確かめる方針だ。
他のFW候補には3年連続J1得点王の大久保嘉人(34)=川崎=と興梠慎三(29)=浦和=の名が挙がっている。霜田氏は「クラブと鋭意交渉中」といい、今後は第1ステージ優勝の行方も判断材料になる。
選出されれば事前合宿もあり、最大でリーグ戦5試合を欠場することになる。ステージ優勝で年間王者を争うチャンピオンシップ出場権を獲得できれば、主力選手を送り出しやすい。手倉森監督も「そこは感じてあげないと」と話している。
霜田氏は20日まで滞在予定。7月1日の五輪メンバー発表まで、あらゆる可能性を探る。 (浅井武)
大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)
1990(平成2)年5月18日生まれ、26歳。鹿児島・加世田市(現南さつま市)出身。3歳でサッカーを始める。鹿児島城西高3年時の全国高校選手権で、1大会最多記録の10ゴール。2009年にJ1鹿島入り。14年1月に1860ミュンヘン(ドイツ2部)へ。同年6月にケルン(同1部)へ移籍。13年7月の中国戦でA代表デビュー。リーグ戦昨季25試合1得点。代表通算15試合3得点。1メートル82、71キロ。
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