日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年12月21日水曜日
◆浦和に敬意表す小笠原、レアルとの激闘にも「いい試合をしたで満足せず…」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205915-205915-fl
Jリーグは20日、横浜アリーナで「2016 Jリーグアウォーズ」を開催した。式典の冒頭でJリーグチャンピオンシップを制し、7年ぶり8度目のリーグ制覇を成し遂げた鹿島アントラーズの石井正忠監督、選手が登壇。J1優勝クラブの表彰を受けると、MF小笠原満男がチームを代表して「チャンピオンシップを勝ち抜いてタイトルを取れたことを非常にうれしく思っています」と挨拶した。
2日前の18日にはクラブW杯決勝で欧州王者のレアル・マドリー(スペイン)と延長戦にもつれ込む激闘を演じた。結果は2-4の惜敗だったが、日本中を熱狂させ、世界を驚かせた。
「僕らは相手がどこであれ、そこでチャンピオンになることを目標にしている。そこにたどり着けず、悔しい思いはあるが、チーム一丸となって、どんな相手にも勝ちに行く姿勢は見せられたと思う」
アジア勢初の準優勝という快挙にも満足することのないキャプテンは「勝ちにこだわっていたので負けたのは悔しい」と繰り返し、「ああいう舞台で勝っていくところまでたどり着くのが日本サッカーの目標だと思う。“いい試合をした”で満足するのではなく、あの舞台で勝つことを目標にやっていきたい」と言い切った。
チャンピオンシップを制して年間王者に輝いたとはいえ、年間勝ち点は「59」で3位だった。「チャンピオンシップを勝ち抜いてタイトルを取れたけど、1年間を通して安定したサッカーで勝ち点を積み重ねたのは浦和レッズだと思っているし、そこに敬意を表している」。年間勝ち点1位の浦和とは勝ち点15差だった事実をあらためて口にし、「来年は年間1位を目指しているし、またチャンピオンとしてこの舞台に戻ってこれるように頑張りたい」と誓った。
(取材・文 西山紘平)
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