日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年2月2日木曜日

◆「いい部分もあった」金崎がレオ・シルバのアシストで追加点、鹿島は長崎を2-0完封(ゲキサカ)


[2.2 DAZNニューイヤー杯宮崎R 長崎0-2鹿島 宮崎県陸]

 2017JリーグDAZNニューイヤー杯・宮崎ラウンドが2日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行われ、鹿島アントラーズはV・ファーレン長崎に2-0で勝利した。

 昨季Jリーグ王者の鹿島は4-4-2のフォーメーションで、GKに曽ヶ端準、最終ラインは右からDF西大伍、DF植田直通、DF町田浩樹、DF三竿雄斗。中盤はMF永木亮太とMF三竿健斗がダブルボランチを組み、右サイドハーフにMFレアンドロ、左サイドハーフにMF鈴木優磨、2トップはFW赤崎秀平とMF金崎夢生のコンビだった。

 前半15分に鹿島が試合を動かす。町田がドリブルで左サイドを持ち上がり、PA左の金崎にパス。ゴール前に走り込む町田へのリターンを狙った金崎のパスはDFに当たったが、こぼれ球を鈴木が右足アウトサイドでゴール右下隅に突き刺した。

 今季から9番を背負う鈴木の技ありゴールで先制した鹿島だが、3-4-3のシステムを敷く長崎も1トップに入った新戦力のFWファンマが起点となり、徐々に流れを引き寄せる。前半32分にはMF飯尾竜太朗の右クロスからMF木村裕が落としたボールをMF澤田崇が右足ダイレクトで狙ったが、シュートはゴール上に外れた。

 鹿島はキャプテンマークを巻いた永木が前半33分に負傷交代するアクシデント。代わって新潟より加入したMFレオ・シルバがピッチに送り込まれた。しかし、前半終了間際は再び長崎が攻勢を強め、木村がファンマとのワンツーからPA左のMF古部健太にパスを送るが、古部の左足シュートはDFのブロックに阻まれた。

 長崎は後半開始から飯尾に代えてMF中村慶太を投入。後半8分、古部のロングフィードをキープしたファンマが左サイドからファーサイドに折り返し、MF島田譲が左足のダイレクトボレーで狙ったが、シュートは枠を捉えられなかった。良い時間帯でゴールを奪えない長崎に対し、鹿島はチャンスを確実にものにする。後半20分、赤崎からパスを受けたレオ・シルバのスルーパスに金崎が反応。冷静に右足でゴール右隅に流し込み、追加点を奪った。

 2-0とリードを広げた鹿島は後半23分にFW金森健志、同24分にFWペドロ・ジュニオールを投入。さらに後半26分にはMF田中稔也、MF土居聖真、同31分にはDF昌子源、MF小笠原満男と立て続けに交代のカードを切った。直後の31分には西からスルーパスを受けた金森はPA内右で切り返し、左足でシュート。決定的な場面だったが、DFに当たったボールはGKに止められ、3点目とはならなかった。

 それでもそのまま2-0の完封勝利でDAZNニューイヤー杯宮崎ラウンド初戦を制した鹿島。2得点目を決めた金崎は試合後のインタビューで「まだまだ改善するところはいっぱいある。公式戦に向けて、いい準備ができたら」と気を引き締めた。新戦力であるレオ・シルバのアシストから生まれた追加点。「いい部分もいくつかあったので、もっとよくしていけたら。仕上がりは問題ない。続けて頑張ります」と、順調な調整ぶりをアピールした。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?208766-208766-fl

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