
日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年2月2日木曜日
◆柴崎岳を囲んだテネリフェ報道陣。 「レアル戦のようなプレーをしてくれ」(Sportiva)
日本とスペインで情報が錯綜した日本人MF柴崎岳の鹿島アントラーズからの移籍劇は、移籍市場最終日、リーガエスパニョーラ2部のテネリフェ入りで落ち着いた。

スペインでプレーがしたいという柴崎のラブコールに応えたのは、噂されていた1部のラス・パルマスではなく、同じカナリア諸島にあるラス・パルマスのライバルチーム、テネリフェだった。契約期間は今シーズンが終了する2017年6月30日までの半年となる。
契約としては短いものだ。だが、この契約は柴崎にとって決してマイナスになるものではない。まずはじめに、念願の海外移籍のチャンスがこの契約で与えられた。また、結果を出さなければ次がないと自らを追い込む短期契約は、気持ちをのんびりさせがちなリゾート地での戦いにしっかりと活を入れることができる。
そしてイベリア半島から遠く離れた島のチームでの活躍いかんでは、契約延長はもとより、来夏の移籍市場で再びフリー選手としてプリメーラ(1部)への移籍を容易にさせてくれる。単純な話ではあるが、契約があるうちに結果を出せば、次の契約は勝ち取れるのであり、誰もが簡単に手にすることのできないスペインでプレーをする機会を柴崎が手にしたことの意味は大きい。
「ヨーロッパでやりたい気持ちがあったので、日本に戻ることは考えていない。できるだけ長くトップレベルでプレーしたいと思っている」
テネリフェの空港に降り立った日本人MFは、テネリフェ選手としての所信表明を行なった。そんな柴崎を囲んでいたのは、日本人ではなく、地元スペインのメディアだった。地元テレビ、ラジオ、新聞、インターネットメディア、カメラマン……ざっと見て30人のテネリフェ報道陣が日本からの挑戦者を歓迎した。
だが、そんな彼らにしても今回の移籍は想像もしていなかった。実際、ラジオ・マルカの記者ラモン・エルナンデスは、柴崎について「(クラブW杯決勝で)レアル・マドリードから2点を取ったこと以外は、正直、知らない」と、率直に話してくれた。
それでも同記者は大きな期待を柴崎に寄せている。
「あの試合から言えば、彼はすばらしいタレントを備えている選手だと思う。ただ、見た感じ、線が細い。セグンダ(2部)はプリメーラよりもフィジカル的な要素が強いことは心配だが、今のチームには中盤で形を作れる選手がいないので、テネリフェがほしかったポジションの選手だ。レアル・マドリード戦のようなパフォーマンスを見せてくれたら、彼がここで成功することは間違いない。チームもプリメーラをかけた戦いをすることができると期待している」
1月31日、欧州の移籍市場最終日。”永遠の春の島”と呼ばれるテネリフェでは午前中、珍しく雨がしとしとと降り注いでいた。それでも、柴崎のテネリフェ入団を祝福するかのように、日本人MFが空港にその姿を見せた時には、青空が広がっていた。
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2017/02/01/post_23/#cxrecs_s
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