日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年2月27日月曜日

◆徳島 新加入のFW杉本あいさつ代わりのVゴール 5年ぶり開幕星にポカスタ熱狂(デイリー)


 前半26分、先制ゴールを決めガッツポーズする徳島・杉本

 「明治安田生命J2、徳島1-0東京V」(26日、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)

 J2が26日に開幕した。徳島はホームで東京Vと対戦し、前半26分に今季新加入のFW杉本太郎(21)がゴールを決めて1-0で勝利。5年ぶりとなる開幕戦白星を飾った。讃岐はアウェーで熊本に1-2で敗れ、愛媛はホームで金沢に1-0で勝利。岡山はアウェーで名古屋に0-2で敗れた。

 新生・ヴォルティスが快勝発進だ。5年ぶりの開幕戦勝利にホームのサポーターが沸き上がる。「中盤を支配し、試合をうまくコントロールできた。まずは勝てて良かった」。今季就任したスペイン出身のリカルド・ロドリゲス新監督は冷静に試合を振り返った。
 今季初ゴールが生まれたのは前半26分だ。MFカルリーニョスからのロングフィードを受けたMF馬渡が左サイドを突破し、中央へマイナスのクロス。中央のスペースに走り込んだFW杉本が鋭く右足を振り抜きネットを揺らした。

 「馬渡選手がいいボールをくれたので、絶対に枠に飛ばそうと思った」と杉本。162センチの小柄な21歳は今季、鹿島から期限付き移籍で新加入。「試合に出て成長するため」に、選手層の厚い常勝軍団を離れ、徳島に来た。あいさつ代わりのゴール。「緊張感はあったけど、決めることができて良かった」と喜んだ。

 12人の新戦力が加わったチームは、指揮官が掲げる「ボールを保持してアグレッシブに攻める」というコンセプトのもと、高知、宮崎でのキャンプで戦術を練り上げてきた。J1新潟との練習試合で6-0で大勝。好調のまま開幕を迎え、最高の形でスタートを切った。

 次節は3月4日、アウェーで京都戦。「勝利を続けて多くのファンにスタジアムに来てもらいたい。次も勝ち点3を取りたい」とロドリゲス監督は力を込めた。殊勲弾の杉本は「次もゴールにつながるプレーをして、チームの勝利に貢献したい」。勢いに乗って開幕連勝を狙う。

https://www.daily.co.jp/soccer/2017/02/27/0009950776.shtml

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