日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年6月26日月曜日
◆柴崎、2戦連続アシストも…1部届かず 去就は未定(報知)
◆スペイン1部昇格プレーオフ決勝第2戦 ヘタフェ3―1テネリフェ(24日)
【マドリード24日=豊福晋】スペイン1部昇格を懸けた2部プレーオフ(PO)は、決勝の第2戦が行われ、元日本代表MF柴崎岳(25)の4位テネリフェは3位ヘタフェにアウェーで1―3と敗れ、2戦合計2―3で1部昇格を逃した。柴崎は攻撃的MFで先発し、0―2の前半17分に2戦連続のアシストを決めるなど攻撃をけん引したが、1―3の後半6分に退いた。
しばらくテネリフェのベンチから柴崎は立てなかった。2季ぶり1部復帰でピッチに乱入して喜ぶヘタフェのサポーターの間を縫って、肩を落としながらロッカーに戻った。
11戦連続スタメンの背番号20は、この日も見せた。開始12分で2失点も、17分に左サイドから倒れ込みながら左足で出したクロスにロサノが合わせた。このままなら2戦合計2―2もアウェーゴール数差で昇格だ。
しかし、20分後に3点目を喫した。延長で120分も戦った準決勝第2戦など、POは過去3試合で全300分間で292分もプレー。中2日が続いた疲れも考慮され、柴崎は後半6分に退いた。
すると、攻撃の軸を失ったチームは攻撃が単調となった。最後まであと1点が奪えず、8季ぶり1部への道は途絶えた。マルティ監督は「選手は落ち込んでいるが、また立ち直らなければならない。来年昇格できるようトライしたい」と前を向いた。
昇格なら自動延長だった柴崎の契約は今月いっぱいで切れる。ただ、POでテネリフェの3得点すべてに絡む1得点2アシストの活躍を披露した25歳に、1部クラブからオファーが届く可能性もある。去就に注目だ。
◆柴崎の今後 1部昇格を果たしていたら残留、契約延長が基本線だったが、昇格できなかったことで新天地を探すことになる。関係者によると、まずはスペイン1部への移籍を目指すという。昨冬の移籍市場では獲得オファーには至らなかったが、同1部ラスパルマスが興味を示した。さらに、この半年で同国内における評価を高めており、念願の1部への移籍をかなえる可能性はある。
http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20170625-OHT1T50294.html
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