ブンデスリーガ2部第7節が19日に行われ、DF内田篤人の所属するウニオン・ベルリンはアウェイでザントハウゼンと対戦した。
内田は右サイドバックで移籍後初の先発出場。シャルケ時代の2015年2月28日に行われたリーグ戦第23節のドルトムント戦でフル出場して以来、約2年半ぶりのスタメン出場となった。
試合は前半をスコアレスで折り返し、後半の55分に動いた。ザントハウゼンは右サイドからのスローインをペナルティエリア手前中央のナイメディン・ダグファウスがスルーすると、エリア手前左でフリーのレアルト・パカラダがダイレクトで左足を一閃。強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さり、ザントハウゼンが先制に成功した。
追い付きたいウニオンは71分、内田が右サイドからピンポイントのアーリークロスを送ると、エリア内中央のセバスティアン・ポルターが頭で合わせるが、シュートは相手GKにキャッチされる。ウニオンはその後も反撃に出るが、得点には結びつかず、このまま0-1で敗戦。リーグ戦5試合勝利から遠ざかる結果となった。なお、内田は負傷離脱から復帰後初のフル出場を果たした。
ウニオンは次節、25日にホームでカイザースラウテルンと対戦。ザントハウゼンは23日にエルツゲビルゲ・アウエとのアウェイゲームに臨む。
【スコア】
ザントハウゼン 1-0 ウニオン・ベルリン
【得点者】
1-0 55分 レアルト・パカラダ(ザントハウゼン)
内田が2年半ぶりの先発フル出場…ウニオンは完封負けで5戦未勝利