日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月16日水曜日

◆大迫、ブレーメン決定的 複数年か(報知)





 日本代表FW大迫勇也(27)の、ドイツ1部ブレーメンへの完全移籍が決定的になったことが15日、分かった。関係者によると、条件面で大筋合意に達しており、細部の詰めを残すのみ。複数年契約とみられ、近日中にも正式発表される見通し。ドイツメディアは同日、大迫がブレーメンのメディカルチェックを受けたと報じた。

 大迫は日本代表として出場した14年ブラジルW杯終了後の14―15年シーズンからケルンでプレー。しかしチームは今季、最下位で2部降格が決まった。今季リーグ戦25試合に出場し4得点だったが、欧州の複数のクラブが獲得を打診。去就が注目されていた。

 ブレーメンはドイツ1部リーグで4回優勝した名門クラブ。1981~86年には、奥寺康彦氏(現横浜C会長)がプレーしたこともある。今季はシーズン途中から、35歳のコーフェルト氏が監督に就任。開幕10試合で勝ちなしと低迷したチームを再建し、11位で1部残留を果たした。

 12日に今季最終節を終えた後には「コンディションは今、すごくいい」とロシアW杯に向けて、体調面の心配がないことを強調していた。精神面でもスッキリした状態で、本大会に臨むことができそうだ。

 ◆ブレーメン 1899年、ドイツ北部のブレーメン市に設立。本拠地はヴェザー・シュタディオン(収容4万2100人)。フロリアン・コーフェルト監督(35)が今季途中から指揮を執る。2017―18年シーズンはドイツ1部11位。奥寺康彦氏(66)=横浜C会長=がかつて所属した。ドイツ1部4回優勝。ドイツ杯6回優勝。欧州のタイトルでは、UEFAカップウィナーズカップ(1999年に終了)を92年に制した。


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