J1鹿島は4日、カシマスタジアムで札幌と45分3本の練習試合を行い、合計5-1で勝利した。得点者は1本目の西、鈴木(PK)、3本目の山本、山口、小田。いずれもセットプレーからの得点だった。
1本目は相手3バックにプレスを掛け、パス回しを分断した。攻撃では静岡キャンプで取り組んだビルドアップが機能し、横幅を使いながら奥行きをもたせるボール運びができた。前線は位置取りを変えながら、相手の守備ブロックを崩す動きを繰り返した。
金崎らが入った2本目の10分以降は流れが停滞。特に札幌がゲームメーカーのMF小野を投入してからはボールの奪いどころを見いだせず、失点を喫した。
リーグ中断期間前は苦しむ傾向があった3バック相手の戦いについて、遠藤は「相手は4-4-2を崩すフォーメーション。うまくいかなくても戦える力がないといけない。グラウンドの中で修正する力をつけないと」と改善点を挙げた。
鈴木は「2本目はチームとしてばらばら」と厳しく振り返り、「(天皇杯)町田戦の1週間前にできたのはよかった。やっていることは間違っていない」と課題が出たことを前向きに捉えた。
大幅にメンバーを入れ替えた3本目は山口や田中が果敢な仕掛けを見せるなど、若手がアピールしていた。(岡田恭平)
|
皆さん、おはようございます!#kashima #antlers— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2018年7月4日
今日はチームオフですが、アントラーズに飢えている皆さんに、昨日の練習試合の映像をお届けいたします!
アントラーズモバイル:https://t.co/EdCiqkjtcC pic.twitter.com/xHQk4bpViB
J1鹿島 札幌と練習試合 3バック対応で課題