明治安田J1第26節第1日(14日、カシマスタジアムほか)2試合を行い、鹿島が湘南に2-1で競り勝った。勝ち点を39に伸ばし、暫定6位。試合終了間際にFW鈴木優磨(22)が決勝ゴールを奪った。C大阪は磐田と1-1で引き分け、勝ち点40で暫定5位。15日に首位広島、2位川崎などの6試合、16日に1試合が行われる。
強烈なシュートがズバッと決まった。後半ロスタイム。FW鈴木がDF西の右クロスに合わせて、高い打点のヘディング弾。ゴール左隅へ突き刺し、左胸のエンブレムを右手でたたいてアピールした。
「(西)大伍さんにああいうボールを要求していた。いいボールがきた。最近、点を取っていなかったので、取ってやろうと思っていた」
1-1と追いつかれた直後の後半22分に途中出場。拮抗(きっこう)した展開で起用され、「その方が燃える」。ベンチに温存されていた点取り屋がゴールへの抜群の嗅覚を発揮して、指揮官の期待に応えた。今季9点目。リーグ戦では8月11日の名古屋戦以来、5試合ぶりのゴールだ。
次戦は18日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝、天津権健(中国)との第2戦。「モチベーションは高まっている。アントラーズがまだ取ったことのないACLを取る」と堂々と言い切った。 (一色伸裕)
◆鹿島の“得点力”優磨がV弾!ロスタイムで決めた吠えた!(サンスポ)