[10.12 キリンチャレンジカップ 日本3-0パナマ デンカS]
あくまで“試運転”の一戦だ。ロシアW杯以来の代表戦で森保ジャパン初出場となった日本代表FW大迫勇也(ブレーメン)は「手探り状態のところも結構あった」と試合を振り返り、「次ですね」と、16日のウルグアイ戦(埼玉)へ視線を向けた。
「(ロシアW杯とは)メンバーも違ったし、練習と試合では距離感も違う。今までやってきたメンバーとは少なからず違いはあったけど、やっていけばよくなると思うし、次の試合が楽しみ」
4-2-3-1の1トップに入り、トップ下のMF南野拓実と縦関係を組んだ。MF伊東純也、MF三竿健斗、DF室屋成も含め、リオデジャネイロ五輪世代の4人が先発し、東京五輪世代のDF冨安健洋も先発デビューを果たした。
「ボールの持ち方、タイミング、角度、距離感とか、まだまだなところもある」。若手に要求するものは高いが、「半数以上の選手が代わっているし、合わないのが普通。これからすり合わせていけばいいし、次は相手のレベルも上がる。そこでどうトライするかが大事」と、あくまで前向きに話した。
(取材・文 西山紘平)
◆“試運転”終えた大迫「次の試合が楽しみ」(ゲキサカ)