イランに“鹿島007”が出動だ。2戦合計6―5で決勝切符をつかんだ敵地のACL準決勝・水原戦から一夜。鹿島は既に、敵地で行われる来月10日の決勝第2戦、ペルセポリス(イラン)戦へと動き出していた。チームの運営担当、チームマネジャー各1人らを敵地に派遣。2日間で宿舎、練習場、試合会場となるアサディ・スタジアムなどを視察する予定だ。20冠目のタイトル獲得に向け、いち早く情報収集に当たる。
昨年ACLを制した浦和は、アルヒラル(サウジアラビア)との決勝前にドバイで事前合宿を行ったが、W杯イヤーの今年の鹿島は、過密日程(11月3日決勝ホーム戦、6日J1柏戦、10日決勝アウェー戦)で不可能だ。風土の全く異なる中東の地。適応する時間を取れないからこそ、007の活動は、大きな鍵を握る。
◆鹿島、11・10ACL決勝第2戦へ イランに“007”出動(スポニチ)