日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月30日日曜日

◆昌子、仏1部トゥールーズ移籍「世界を止められる選手に」(サンスポ)



昌子源 Gen.Shoji


 J1鹿島は29日、元日本代表DF昌子源(26)がフランス1部、トゥールーズに移籍することで両クラブが合意したと発表した。年明けに出発し、身体検査などを経て3年半の正式契約を結ぶ見通し。昌子は茨城・鹿嶋市のクラブハウスで決意を語った。

 初のW杯で味わった悔しさを胸に海を渡る。フランスへの移籍を発表した鹿島DF昌子は、晴れやかな笑みをたたえた。

 「自信と強い気持ちを持っていく。鹿島で習ったことを全てぶつけたい」

 今年のW杯ロシア大会は、国内組最多の3試合にフル出場。トゥールーズ側は「W杯で堂々とプレーできる精神力は並大抵ではない」と、夏場に続いて冬に再オファーを出した。300万ユーロ(約3億8000万円)前後の移籍金を出し、現地では通訳も付ける手厚い待遇だ。

 決断の決め手は、あと一歩で8強入りを逃したベルギー戦だ。2-2の後半ロスタイムに日本のCKから高速カウンターを浴び、12秒で失点。「世界を止められる選手になりたい」と決意した。今季で引退した小笠原満男(39)にも「迷わずいけよ」と背中を押された。大きく成長し、再びW杯の舞台に立つ。

昌子 源(しょうじ・げん)

 1992(平成4)年12月11日生まれ、26歳。神戸市出身。G大阪ジュニアユースから2008年に鳥取・米子北高へ。3年時に全国選手権出場。11年に鹿島入り。14年に日本代表に初選出され、15年3月のウズベキスタン戦でA代表デビュー。父はS級コーチの資格を持つ力氏。姉はモデル・女優のカエデ。J1今季16試合1得点。同通算157試合8得点。代表通算15試合1得点。1メートル82、74キロ。

トゥールーズ

 フランス南西部トゥールーズに本拠地を置く同国1部のクラブ。1970年に創立。クラブカラーは紫と白。1部での最高位は1986-87シーズンの3位。国内タイトルはない。ホームスタジアムは3万3150人収容のスタッド・ムニシパル。98年W杯フランス大会優勝メンバーのDFバンサン・カンデラがクラブOB。




◆昌子、仏1部トゥールーズ移籍「世界を止められる選手に」(サンスポ)





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