日本代表は26日、AFCアジアカップUAE2019・準決勝のイラン代表戦に向けて調整を行った。練習後の取材に応じたMF柴崎岳はイランについて、「間違いなくアジアのトップクラスのチームなので非常にいいチャレンジになる」と意気込みを語った。
イランは今大会ここまで5試合で12得点を挙げながら全試合でクリーンシート(無失点試合)を達成している。しかし、柴崎は「決定機を作られている部分はある」ことを強調し、「穴はゼロではないと思うので、しっかり分析してそこを突いていきたい」と意気込んだ。
また、守備においては「日に日に連携の部分は良くなっていると感じている」ことを明かし、ダブルボランチを形成する遠藤航とは「関係性もできてきている」と手応えを口にした。
「個人では止められない。しっかりとグループで守りながら、守備の部分ではある程度組織化して持っていくことが日本のスタイルかなと思います」
ベトナム代表戦ではFW大迫勇也がグループステージ初戦のトルクメニスタン戦以来の出場を果たした。「彼のボールキープ力は非常に日本の武器になる」と語る柴崎は、「彼の場合、ただワンタッチ、ツータッチで急ぐだけではなくて、必要な時にはドリブルで3、4秒溜めを作ってくれる時もある。より精度よく攻められる場面も増えるかなと思います」と信頼を寄せた。
◆「良くなっている」と連携面に手応え…柴崎岳、イラン戦は「いいチャレンジになる」(サッカーキング)