日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年5月8日水曜日

◇浦和、望みをつなぐ勝ち点3!! 興梠&武藤弾でブリーラム・U退ける(ゲキサカ)






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[5.7 ACLグループG第5節 ブリーラム・U 1-2 浦和]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は7日、グループG第5節を開催し、浦和レッズがブリーラム・ユナイテッド(タイ)のホームに乗り込み、2-1の勝利を収めた。勝ち点を7まで伸ばして自力突破の可能性を残した浦和は、21日の最終節で北京国安(中国)をホームに迎える。

 浦和は3日のJ1第10節磐田戦(●0-1)から先発1人を入れ替え、DF岩波拓也らを先発起用。3-5-2のシステムを採用し、GKに西川周作、最終ラインは右からDF鈴木大輔、岩波、DF槙野智章を配置。中盤はアンカーにMF青木拓矢、アウトサイドは右にMF森脇良太、左にMF山中亮輔、インサイドハーフにはMFエヴェルトンとMF長澤和輝を並べ、2トップはFW武藤雄樹とFW興梠慎三を配置した。

 勝利しなければ、他会場の結果次第で今節で敗退の可能性がある浦和だが、試合開始早々の前半3分、エヴェルトンの縦パスを相手選手の間で受けた興梠がフリーで前を向くと、PA外から狙いすました右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同6分と同9分には、山中の鋭い直接FKが枠を捉えたものの、ともに相手GKに弾き出されて追加点とはいかず。

 すると前半13分、昨季途中まで鹿島でプレーしたFWペドロ・ジュニオールにボールを運ばれると、DFナルバディン・ウィーラワットノドムとのパス交換からPA内に走り込んだP・ジュニオールにダイレクトで合わせられてゴールを奪われ、ブリーラム・Uに同点に追い付かれてしまう。同16分には岩波が送ったロングパス1本で最終ライン裏に抜け出した山中が好機を迎えるが、至近距離から放ったシュートは相手GKに触れられると枠右に外れてしまった。

 しかし前半23分、興梠が送った縦パスをエヴェルトンが粘って武藤につなぐと、ワンタッチでPA内に侵入した武藤が左足シュートでゴールを陥れ、浦和が2-1と勝ち越しに成功。負傷によって出遅れた武藤にとって、この得点は今季公式戦初ゴールとなった。同40分にはカウンターからブリーラム・Uにゴールに迫られたものの、MFスパチョック・サラチャートのシュートを青木がブロックして危機をしのいだ。

 2-1と浦和がリードしたまま後半を迎えると、ブリーラム・Uにボールを保持される時間が長くなってくるものの、体を張った粘り強い対応で決定機を作らせずに試合を進め、同25分には浦和が好機を生み出す。しかし、エヴェルトンのスルーパスからPA内に入り込んだ武藤の折り返しに長澤がフリーで走り込むが、シュートは枠上に外れてしまう。すると同27分に浦和ベンチが動き、長澤に代わってMF柴戸海がピッチへと送り込まれる。

 後半31分にも浦和に追加点のチャンスが訪れるが、左サイドの山中が送ったパスに反応した興梠のループシュートは枠を捉え切れず。同34分には武藤に代えてFWアンドリュー・ナバウトを投入。同38分には森脇が送ったロングボールからPA内に走り込んだナバウトが右足で狙うも、相手GKに阻まれてしまった。

 その後、後半44分にDF荻原拓也のシュートがポストを叩くなど浦和に追加点こそ生まれなかったものの、ブリーラム・Uの反撃も許さずに逃げ切って2-1の勝利を収めた。




◇浦和、望みをつなぐ勝ち点3!! 興梠&武藤弾でブリーラム・U退ける(ゲキサカ)





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