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[5.22 ACLグループリーグ第6節 鹿島2-1山東魯能 カシマ]
2週間ぶりとなる公式戦出場で、与えられたポジションは左サイドバック。90分間の死闘を終えた鹿島アントラーズDF町田浩樹は足を引きずりながら取材エリアに現れ、「ああいった形で点を取られて、攻撃に顔を出そうと思ったんですけど……。練習不足です」と苦笑い混じりに試合を振り返った。
シーズン序盤戦をセンターバックの主力として過ごしていた町田は、DFチョン・スンヒョンが負傷から復帰したリーグ戦直近2試合は不出場。この日は、5月8日に敵地で行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第5節ジョホール戦以来、約2週間ぶりの公式戦の出場機会だった。
「久しぶりの試合だったのと、サイドバックだったのとで“ダブルパンチ”でした」。慣れない場所での上下動の疲れがきたか、後半終了間際にはキックの場面で足をつってしまい、すでに交代枠を使い切っていたためMF三竿健斗が代役で左サイドバックのポジションへ。「前に残っていていいぞって言われたんで前に残っていました」と最前線に持ち場を移した町田は痛む足を我慢しつつ、最後の最後まで前からのプレスをこなした。
「後半はできるだけセーブしたけど、もっともっと走れないといけない」。素直に自身のスタミナ切れを受け止めた21歳は「本当にチームメートに申し訳ないっす。座ってられないと思って立って走ったんですけど……もっと走れるように練習します。ボール来たんで走ってたんですけど、本当に情けないです」と最後まで恐縮しきりだった。
(取材・文 竹内達也)
◆“ダブルパンチ”で負傷も、走り続けた鹿島DF町田「座ってられないと思って…」(ゲキサカ)