YBCルヴァン・カップ準々決勝第1戦(4日・埼玉スタジアムほか=4試合)4年ぶりの優勝を狙う鹿島は浦和に3-2で先勝した。
鹿島は前半で3点を挙げた。35分、永木の右FKをブエノが頭で合わせて先制。3分後にはレオシルバの左クロスを遠いサイドの土居がヘディングシュートで決めた。同43分は左サイドの崩しからゴール前のこぼれ球を名古が詰めた。後半は守勢に回って13、15分に失点した。
川崎がホームで名古屋に2-0で先勝。札幌は広島に本拠地で3-2と競り勝った。
G大阪はホームに迎えたFC東京を1-0で破った。
鹿島の第2戦は8日、本拠地カシマスタジアムで行われる。
■鹿島・大岩監督
慎重かつアウェーゴールを奪う姿勢で選手を送り出した。「前半90分」が終わった段階だが、いい形でホームに戻れる。リードして入る後半は受け身になりがち。ハーフタイムに指示を出したが、選手が下がってしまった。
■鹿島・白崎
(後半途中から)浦和・興梠選手が入って裏を取る動きをされ、自分たちにとってはやっかいだった。
■鹿島・名古
サイドでもっとプレスに行ければよかった。(プロ初得点は)もちろんうれしい。チームメートに感謝。
▽埼玉(観衆21,148人)
浦和 2-3 鹿島
0-3
2-0
▽得点経過 浦 鹿
前35分【鹿】 0-1 ブエノ
前38分【鹿】 0-2 土居
前43分【鹿】 0-3 名古
後13分【浦】 1-3 興梠
後15分【浦】 2-3 槙野
◆ルヴァン杯準々決勝 鹿島、逃げ切る 浦和に先勝(茨城新聞)