日本代表MF柴崎岳が4日、キリンチャレンジカップ2019のパラグアイ代表戦の前日練習後、取材に応じた。
10日に行われるミャンマー代表戦を皮切りに、ワールドカップ・アジア2次予選をスタートさせる森保ジャパン。その直前に対戦するのが、コパ・アメリカ2019でもベスト8に名を連ねたパラグアイだ。
パラグアイはコパ・アメリカ準々決勝でブラジル代表に敗北したが、その際のスコアは0-0。PK戦の末に惜しくも敗退しており、強力な攻撃陣を封じたその守備力は折り紙付き。そういったプロフィールを持つ強豪との対戦について、柴崎はアジア2次予選への準備とは別物だと語る。
「例えばアジアのチームと対戦する時は、対アジアのスパイク履かなきゃいけないと思いますし、パラグアイとやる時はまた違ったスパイクを履かなきゃいけない。まったくレベルもタイプも違う2カ国とやることになると思う」
「コパでの試合を見てましたけど、非常に良い強化試合になる相手だと思うので、(ミャンマー戦の準備ではなく)そういうマッチメイクだと思います」
また、これからの代表戦を通してチームとして上積んでいきたいポイントを問われた柴崎は、選手が負う責任を強調している。
「日頃から森保監督が選手に伝えている部分をなるべく試合の中で表現する。時間だったりそういった試合を増やしていく、ということ。(森保一監督は)試合に応じてベストな戦い方を選手がしてくれることを望んでいる」
「監督からは試合前だったりだとか、試合中の指示だったりとか、ハーフタイムだったりとかっていう、ポイントポイントで言葉をかけられることがありますけど、結局判断するのは選手ですので。自分たちが判断を見誤らないようにすることが上積みの一つかな、と思います」
日本vsパラグアイは、5日の19時20分に県立カシマサッカースタジアムでキックオフを迎える。
◆「結局判断するのは選手」MF柴崎岳が日本代表に求める上積み(GOAL)