日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月25日土曜日

◆土居聖真が語るザーゴ監督、鹿島、そして「今年だけは信じようと思った」占い(GOAL)






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続々始動を迎えているJ1各クラブ。DAZNではシーズン前の情報をいち早くお届けする『プレシーズンニュース』を配信中だ。「#2020の主役は誰だ」というコンセプトのもと、永井雄一郎氏、播戸竜二氏、加地亮氏のJリーグOBが注目クラブを徹底取材。ここでは、現在配信中の#1より、永井雄一郎氏と鹿島アントラーズ・土居聖真との対談をお届けする。


■ザーゴ監督の新スタイル


 お座敷に座布団というスタイルで始まった対談は一見、「笑点」。「座布団は1枚で」と土居が答える和やかな雰囲気の中、まずは昨季の振り返りから。

永井「昨季終盤は勝てませんでした」

土居「勝ててはいませんでしたが、雰囲気も悪くなかったし、みんな流れを良くしようと努力していました。コミュニケーションも取ろうとしていた。悔しさが残りました。4冠とももう少し頑張ったら、というところまでいったのに、そこを乗り越える力がなかった。そこを変えていかなくてはいけないということが見えた1年でした」

 鹿島は、今季よりアントニオ・カルロス・ザーゴ監督が就任。かつて柏レイソル、そしてローマでは中田英寿氏とスクデットを獲得した当時のメンバーでもある。そんなザーゴ氏が指導者として持つスタイルとはどんなものなのだろうか?

土居「ブラジル人監督ですが、ヨーロッパ志向の監督というか。ヨーロッパで実際プレーされていましたし。ボールをつないだり攻撃的思考のあるサッカーが好きと言っていましたので」

永井「練習試合を見たんですが、センターバックがちょっと開いて、その間にボランチが落ちてサイドバックが高い位置を取る。ビルドアップの形を見ても、今まで鹿島のサッカーでああいったスタイルはありました?」

土居「あまりなかったですね。新鮮というか。今まで細かく言う監督はいましたが、違った細かさがあるんです。でも、その中でも自然体でいろと。共感できますし、監督を信じてついていくことが新チームとして浸透していく近道だと思います」

永井「前線に二人の新外国籍選手(MFファン・アラーノ、FWエヴェラウド)が入ってきましたね。自分は浦和の時に『トゥットやアドリアーノがいるのに、エメルソン呼んできたの?』ってなりましたから(笑)。ポジションを譲らないよという気持ちですか? 自分の場合は最初から諦めていて、だって(エメルソンは)あんなに完成された選手だったから、どう共存していこうかなという考え方に切り替わっていったんです」

土居「若いときは『共存しようしよう』と思っていた時期もあったのですが、今は頑張って『譲らない、オレのサブだよ』と言う気持ちで臨みたいと思います」





■変態レベルの技術を持っていた先輩

 今年で28歳。プレーヤーとしてまだまだ進化の途中にある土居。理想のサッカー像を問われると、やはり彼らの名前が挙がった。

土居「土居さんそんなことするの? というプレーヤーになりたいなというのはありますね。先輩が野沢拓也さん、小笠原満男さん、本山雅志さん、本当に変態レベルの技術を持っている人たちを見て、一緒にやってきたので。そこしか見てこなかったので」

永井「ミツオもモトもどちらかというと人間的には変わっているほうだけど、土居選手は人間的にはノーマルというか(笑)」

土居「他人にはそんな感じですね。チームメートや身内、家族には結構クセ強いねっていうところを見せつけています」

永井「鹿島でいうレジェンド的な存在に?」

土居「ならなきゃいけないと思っています。急にミツオさんにはなれないと思っていますが」

永井「では、2020年の目標、決意を教えてください」

土居「もっともっと強い鹿島を表現しなくてはいけない、目の前の一試合に勝つ大事さをかみしめながら、戦っていこうと思います」

永井「ミツオたちになれるだけの変人要素は持っているということがわかりましたね」

土居「小出しにしていきます(笑)」


■実は占いで…


 オフトークでも盛り上がった二人。話は飛んでなんと占いに。

土居「今年占いで、『いろんな人に会いなさい』ってあったんです。『人脈を広げる、人との出会いを大切にしなさい』と。占いとか全然信じないタイプなんですけど、珍しく今年は積極的にそうしていこうかなと(笑)」

永井「占いって試合の日とかに最悪だったりすると…」

土居「どうしたらいいってなりますよね(笑)」

永井「結構へこみますよね。ラッキーカラーが黄色だったりすると、赤と黄色の財布を持っていたらぜったい黄色を使うとか。信じないくせに気にしちゃいますよね」

土居「少しでも良くしようという。わかりますわかります」

 最後は占いトークで盛り上がった二人。鹿島10年目となる土居は、キャンプを通じて今季の新加入選手が「昨年に比べてしゃべらない。おとなしい」と心配する。「積極的に声をかけていこうと思います。苦手なんだけど、そういう立場だし」と新たな決意も語った。占いにもあったように、「人とのつながり」を大切にする、進化した土居の今季の活躍に期待が懸かる。




◆土居聖真が語るザーゴ監督、鹿島、そして「今年だけは信じようと思った」占い(GOAL)


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