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明治安田生命J1第15節 鹿島2―1仙台 ( 2020年9月9日 カシマ )
鹿島のU―23日本代表FW上田が“復帰弾”でチーム3年ぶりの4連勝に貢献した。
1―0の後半38分、DF永戸が前線に大きく蹴り出すと、一気に前線へ。ペナルティーエリア左で後ろ向きのボールを完璧にトラップし、相手DFをかわして右足一閃(いっせん)。強烈なミドルシュートは相手GKの手前でバウンドし、思い描いた軌道とは違ったが「入ったから何でもいい。結果を残すことで自信につながり、パフォーマンスも上がる」。結果が何よりの“良薬”だ。
7月18日の横浜戦で2得点を挙げるなど、シーズン序盤は苦戦が続いたチームを力強くけん引した。しかし、7月22日の湘南戦で相手選手と接触し負傷。右足関節挫傷と診断され、1カ月の離脱を余儀なくされた。負傷箇所については「多少のストレスはある」と違和感は残る。復帰した8月23日のG大阪戦は「コンディション面でもがいていた」と明かす。それでも「結果を残すことで自信が深まって、それがいいパフォーマンスにつながる。これを続けていきたい」と、ゴールこそが違和感を払しょくするための薬となりそうだ。
川崎FのMF三笘、FW旗手ら同世代が台頭する中、鋭い動きだし、確かな足元の技術など上田の持ち味が詰まったこの日の一撃。6位に浮上し、さらに上を狙う鹿島に頼もしい男が帰ってきた。
◆鹿島、ホームで3年ぶり4連勝!U23代表・上田“復帰弾”「結果を残すことで自信につながる」(スポニチ)