J1鹿島のDF常本佳吾(22)が29日、次節5月1日のアウェー横浜FC戦に向けてオンラインで取材対応した。今月14日に相馬直樹新監督(49)が就任以降、リーグ戦は2試合連続右サイドバックで先発出場中。期待の大卒ルーキーは「守備での高い強度を保ちつつ、勝ち点3を取るために自分のアシストだったり、得点に関わるプレーを増やしていきたい」と意気込んだ。
17日の徳島戦は先制点の起点となった右CKを獲得。24日の神戸戦では、前半16分にインターセプトから好機を演出した。攻守で存在感を発揮しており「試合の回数を重ねるにつれて、自分の良さは出てきていると感じている」と手応えを語る一方、2試合ともに途中交代となっただけに「悔しい思いはあるが、自分はチームが勝つためにどうプレーをするか」と慢心はない。
チームは神戸戦、28日のルヴァン杯鳥栖戦と2試合連続でカード無し。常本は「(これまでは)間延びしていた分、カウンターを食らった時に距離が遠く、どうしてもそういう(無理な)プレーをしないといけない場面があった」と振り返る。守備のコンパクトさが生まれたことで、チーム全体としてカードも減少傾向にある。相馬体制以降、公式戦は4戦2勝2分けと負け無しと状態を上げてきたチームとともに、定位置取りへ猛アピールを続ける。
◆鹿島ルーキー常本、相馬新体制で定位置獲る!「得点に関わるプレー増やしたい」(スポニチ)