明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに加入したブラジル人MFディエゴ・ピトゥカはYBCルヴァンカップのグループステージ第4節・サガン鳥栖戦でデビューを果たしたことにより満足感をあらわにしているようだ。28日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。
ピトゥカは今月はじめに来日すると、Jリーグが定めた新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間を終えた今月18日にチームに合流。全体トレーニングでチームメイトとともに汗を流していた。そして同選手は28日に敵地で行われたサガン鳥栖戦で後半途中からピッチに立ち、Jリーグ公式戦でのデビューを果たしている。
同選手はサガン鳥栖戦後に日本国外メディアのインタビューに応じると「(日本でのデビューを飾った)この瞬間がとても幸せだったよ。プレーしていない時期もずっとトレーニングを行っていたから、フィジカル面での感覚は良かったね。良い形でデビューすることができて神に感謝している。(僕のデビュー戦は)鹿島アントラーズにとって数多くある中のわずか1試合にしかすぎないし、これからハードワークを続けるよ」と語っている。
なお、ピトゥカはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスで過ごした昨季はリーグ戦で26試合に先発出場したほか、コパ・リベルタドーレスでも11試合でフル出場を果たしており、クラブを準優勝に導く活躍を見せている。フットボールキャリアで充実期を迎えている同選手に多くのファンから期待が寄せられている。
◆鹿島アントラーズでデビューのブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ「プレーしていない時期も…」(FOOTBALL TRIBE)