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[9.28 J1第27節 鹿島3-1大分 カシマ]
相手の裏にスペースがあるとき、この男は脅威となる。1-1で迎えた後半12分、ピッチに投入された鹿島アントラーズのFWダヴィは、後半42分に勝利を決定づける3点目を記録した。
前節の磐田戦(3-2)に続き、途中出場からゴールを挙げたブラジル人ストライカーは、ご機嫌だった。途中出場からプレーすることについて、ダヴィは「ここ2試合、後半からの出場で体がまだ温まっていないから流れに乗るのまで時間がかかる」と、その難しさを口にする。だが「結果が出せているので満足しているし、先発での出場だろうが、途中からの出場でも関係ない。大事なのは監督に必要とされること」と、チームのために戦っていることを強調した。
我の強い印象のあるブラジル人ストライカーの姿勢は、逆転優勝を目指す鹿島にとって、大きなプラス材料と言えそうだ。
(取材・文 河合拓)