http://www.sanspo.com/soccer/news/20151012/jle15101205020003-n1.html
ヤマザキナビスコ杯準決勝第2戦(11日、カシマスタジアムほか)鹿島とG大阪が勝ち、決勝(31日、埼玉スタジアム)に進んだ。最多5度の優勝を誇る鹿島は、前回優勝した2012年以来3年ぶり9度目。2連覇を狙うG大阪は4度目の進出。鹿島は元日本代表FW金崎夢生(26)の2ゴールなどで神戸に4-1で勝ち、2戦合計6-2で勝ち上がった。G大阪は、新潟に2-0で勝ち、2試合合計3-2とした。
鹿島の勝利を告げる笛がピッチに鳴り響くと、2得点を挙げたこの日の主役、元日本代表FW金崎は小さくガッツポーズ。勝利をかみしめた。
「FWとして結果を出せたのはよかった」。1-1で迎えた後半8分、左足で勝ち越しゴールを決めると、同29分には自身2ゴール目。いったんはオウンゴールとアナウンスされたが、取り消され、金崎の得点となった。
常勝軍団の伝統にとらわれず、新風を吹き込んでいる。今季開幕前ポルティモネンセ(ポルトガル2部)から期限付きで加入。リーグ戦では24試合7得点、ナビスコ杯では4試合4得点と早くもチームになじんだ。
決勝の相手はG大阪。金崎は「うれしい相手が上がってきてくれた。圧倒してタイトルを取りたい」と必勝を誓った。 (一色伸裕)