日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年1月31日火曜日

◆鹿島FW安部に宿る「本田魂」 育成出身初のプロ(ニッカン)




 昨季2冠の鹿島が29日、茨城・神栖市内のホテルで新体制発表を行った。

 ルーキーFW安部裕葵(ひろき、17=広島・瀬戸内高)は、日本代表FW本田圭佑(ACミラン)が経営に携わるエスティーログループのジュニアユースチーム「S.T.FC」出身のプロ第1号。「個人的には意識していないが、本田圭佑さんは喜んでくれていると思う」。背番号30のユニホーム姿で胸を張った。

 本田と直接会話したことはないが、練習で指導を受けた経験がある。「どれだけ貪欲にプレーできるか。先輩、後輩関係なく、遠慮せずにピッチでは戦わないといけない。その言葉が本田さんらしくて、心に残っています」と心に刻んでいる。神戸から移籍したFWペドロ・ジュニオールなど攻撃陣の層は厚いが、壇上で「まずは先発11人に入ることが目標。自分のプレーを見に、スタジアムに足を運んでほしい」。キープ力や優れた得点感覚だけでなく、強気な発言にも本田魂が宿る。

 また新背番号も発表した。DF植田が23から5、FW鈴木は34から9に変更。柴崎の10は移籍交渉中のため、クラブ史上初めて空き番号となった。【鎌田直秀】

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1771914.html

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