長崎の新加入選手が躍動
フットボールチャンネル編集部では、7月27日から28日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第18節のベストイレブンを選出した。
アウェイで2位・FC東京に勝利したV・ファーレン長崎からは、ゴール前で身体を張り無失点に貢献した新加入のヨルディ・バイス。中盤で躍動し、献身的なプレーでチームを救った黒木聖仁の2名を選出している。また、最後まで選手たちにハードワークを徹底させ4試合ぶりの勝利をもたらした高木琢也監督を今節の最優秀監督とした。
首位・サンフレッチェ広島を4-1で撃破した浦和レッズからも2名。中盤でボールをうまく動かし、攻撃にリズムを与えた柏木陽介。2ゴールで勝利に貢献した興梠慎三をピックアップしている。
ヴィッセル神戸の郷家友太は前半からゴール前で脅威となり、66分には決勝ゴールをアシストした点を。増山朝陽は35分に決定機を逃すなど悪い流れが立ち込める中、決勝ゴールを奪い勝利に貢献した点をそれぞれ評価し、今節のベストイレブンとした。
2-2のドローに終わったベガルタ仙台対セレッソ大阪の一戦からは両者1名ずつ。前者からは、相手ディフェンダーの背後を果敢に狙い最終的には1ゴールをマークした蜂須賀孝治。後者からはその蜂須賀に突破を許すシーンもあったが、直接FKと後半ATの貴重な同点弾でチームに勝ち点1をもたらした丸橋祐介を選んでいる。
鹿島アントラーズからは20歳の町田浩樹をピックアップ。ガンバ大阪の2トップに自由を与えず、41分には先制ゴールをマークするなど攻守に渡って存在感を発揮した点を評価している。
その他にも無失点に貢献したサガン鳥栖の高橋祐治、安定したセービングで2試合連続のクリーンシートを達成したジュビロ磐田のGKカミンスキーを今節のベストイレブンとした。
なお、28日に行われる予定だった湘南ベルマーレVS川崎フロンターレ、名古屋グランパスVS北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスVS清水エスパルスの3試合は台風の影響で中止となっている。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第18節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
カミンスキー(磐田)
▽DF
ヨルディ・バイス(長崎)
町田浩樹(鹿島)
高橋祐治(鳥栖)
▽MF
柏木陽介(浦和)
黒木聖仁(長崎)
丸橋祐介(C大阪)
蜂須賀孝治(仙台)
▽FW
増山朝陽(神戸)
郷家友太(神戸)
興梠慎三(浦和)
▽最優秀監督
高木琢也(長崎)
明治安田生命J1リーグ第18節全6試合の結果は以下のとおり。
FC東京 0-1 長崎
仙台 2-2 C大阪
G大阪 1-1 鹿島
神戸 1-0 柏
広島 1-4 浦和
鳥栖 0-0 磐田
【中止】
湘南 – 川崎F
名古屋 – 札幌
横浜FM – 清水
尚、上記のベストイレブンから読者のみなさんからMVPの投票を受け付けております。最も活躍が印象的だった選手を、投票フォームからお選びください。
【了】
J1第18節ベストイレブン発表!! 4試合ぶりの勝利を収めた長崎からJ・バイス、黒木の2名を選出