浦和レッズに所属するブラジル人FWファブリシオが負傷離脱を強いられ、今季中に復帰できない可能性が高まっているようだ。同クラブを率いるオズワルド・オリヴェイラ監督が「おそらく今シーズンはプレーできない状態」と語った。クラブの公式HPが伝えている。
浦和は7日、同日に行われたオリヴェイラ監督の会見におけるコメントを公式HPに掲載。指揮官はファブリシオについて「彼のコンディションもどんどん上がっていて、我々にとって不可欠な選手になっていた中で、前節の試合ではあまりにも早い時間で交代せざるを得ませんでした。おそらく今シーズンはプレーできない状態です。ファブリシオの不在をどのように埋めるかが、試合までの時間で準備しなければいけないところです」と明かした。
ファブリシオは9月1日に行われた明治安田生命J1リーグ第25節のセレッソ大阪戦で先発メンバーに名を連ねたものの、開始早々に負傷。ゴールライン際までボールを追った際に左ひざを痛め、8分で交代を余儀なくされた。
ファブリシオは今年5月末、ポルティモネンセから浦和へ加入。明治安田生命J1リーグでは9試合出場6得点、天皇杯でも1試合出場1得点で、公式戦10試合で7得点を挙げる活躍を見せていた。負傷の詳細は発表されていないが、オリヴェイラ監督のコメント通り、今季中の復帰が困難ということになれば、浦和にとって大きな痛手であることは間違いない。
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◆浦和に打撃、加入後10戦7発のファブリシオが離脱…今季中の復帰困難か(サッカーキング)