南葛SC(東京都1部)が、FW佐々木竜太、DF三原向平、MF能登正人の3人を完全移籍で獲得した。6日、公式HP上で発表している。
現在30歳の佐々木は鹿島アントラーズや湘南ベルマーレといったクラブを渡り歩き、東京ユナイテッドFCから南葛SCに加入した。プロ通算111試合10ゴールを記録している同選手は移籍に際し、クラブ公式HPで次のようにコメントを発表している。
「このたび、南葛SCでプレーさせていただくことに決まりました。小さい頃からサッカーを始めて、一方的にではありますが、『キャプテン翼』と共にサッカー人生を歩んできた自分が、南葛SCでプレーできることを誇りに思います。南葛SCでプレーできる喜びを噛み締め、1年通してチームの力になれるよう、全力で挑みます」
湘南ベルマーレ、愛媛FC、VONDS市原を経て南葛SCに移籍した三原は、プロ通算119試合出場6ゴールを記録している。同選手は公式HP上でファン・サポーターに向け意気込みを述べている。
「2019年シーズンより、南葛SCの一員となることになりました。世界的に有名な『キャプテン翼』のチームである南葛SCでサッカーできることを、とてもうれしく思います。翼くんのような華麗なプレーを見せることはできませんが、石崎くんのような
ガッツあふれるプレー、捨て身で喰らいつく粘り強いディフェンスを見せられるように全力でやります。チームの目標である、関東リーグ昇格を果たし、南葛SCのJリーグ入りに向けた大きな一歩に貢献したいと思います。よろしくお願いします!」
能登は、スペインやドイツ、タイの複数クラブを経験し、今季、東京ユナイテッドFCから加入。移籍に際しサポーターに向け感謝と挨拶を記している。
「このチームで今シーズンプレーできることに感謝しています。ピッチ内外問わず、チームに貢献できるよう全力を尽くことを誓います。僕自身、キャリアの大半を海外で過ごしてきました。『キャプテン翼』は全世界で子供から大人まで愛されている作品です。“CAPTAIN TSUBASA”と言えば、人種や国籍関係なく理解され、誰とでも共通の会話ができる影響力があります。『キャプテン翼』というコンテンツは、まだまだ、さらに大きな可能性を秘めていると思います。その『キャプテン翼』の中に登場する南葛SCと同名のチームに所属することとなり、僕自身は大空翼くんほど高く飛びオーバーヘッドでゴールすることはできませんが、観ている方々がワクワクするようなプレーをたくさんしていきたいと思います。よろしくお願いします」
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