日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年6月29日土曜日

◆【ファジ】久保田和音選手に聞く 踏み出せない英会話!?(山陽新聞)



久保田和音 Kazune.Kubota


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 「英会話にチャレンジしたいと思っているんです。でもなかなか一歩目が踏み出せなくて…」-。笑いながら語るのは、J1鹿島からJ2ファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍で加入した久保田和音選手(22)。形から入るタイプだが、「三日坊主」で終わってしまうパターンが多いそう。「サッカー選手で英語を学ぶ人は多い。日常会話ぐらいはできるようにしたい」と“決意表明”しました。「全試合出場」を目標に掲げ、これまで全19試合に出場。自分のプレーを振り返ってもらったほか、プライベートな質問にも答えてもらいました。




結果が出ればさらに自信に

-岡山に来て半年になりますが、慣れましたか?

 だいぶん慣れました。チームに溶け込むのにも時間はかかりませんでした。試合にも出させてもらっているので、コンビネーションなども柔軟にできるようになっていると思います。

-来る前のファジの印象はどうだった?

 真面目なチームだと聞いていましたが、その通りでした。

-ホームの山口戦(6月15日)では、岩政大樹さん(2004~13年鹿島、15、16年岡山でプレー)と立ち話をしたそうですね。

 鹿島での接点はないのですが、大先輩ですのであいさつをしました。「早く点を取れよ」と言われました。





-ここまでを振り返ってもらえますか?

 岡山に来るまで試合にあまり出ていなかったので、最初は試合勘が鈍っていてなかなか自分の中で納得できるプレーはできていませんでした。試合を重ねていく中で、自分の特長を出すことが少しずつできるようになってきた気がしています。最終的にはゴールを決めて、それも何点も決めて、チームに貢献するのが今の課題。少しずつ少しずつ、そこに近づいていると思います。結果を出せれば、さらに自信につながると思います。


大阪桐蔭高が“近道”だった




-名前の由来を教えてください。

 よく覚えていないのですが、大した理由はないらしいです(笑)。この名前を両親が夢で見たみたいな感じだったそうです。珍しく、覚えてもらいやすいので、僕はすごく気に入っています。

-音楽をやっていたそうですね。

 姉の影響でピアノをちょっとだけやっていました。小学校高学年の2年間だけです。見ていてやりたくなって始めたのですが、すぐ飽きちゃいました(笑)。だからそんなに弾けないですよ。ピアノを見ると、急に触りたくなることはあります。おかげで音楽の授業は困らなかったですね。

-サッカーはいつごろから始めたのですか?

 幼稚園の年少、年中だったかな。子どもたちのクラブチームが幼稚園のグラウンドで練習しているのを見て、やりたくなりました。ジーパンでサッカーしていたので、擦り切れたらワッペンを母に付けてもらっていました。

-その時から続けられた理由は何だったと思う?

 ただただ楽しかった、だけですかね。昔からMFをやっていました。サッカーはうまい方でした。

-プロサッカー選手を意識したのはいつごろ?

 小学校の時です。将来の夢を書く時は、いつも「サッカー選手」でした。その理由は覚えていないのですが、それが自然でした。中学の時には地元で一番強いクラブチーム(FC豊橋デューミラン)に入りました。そのチームの先輩で大阪桐蔭高に行ってプロになった人がいました。だから僕もそこに行くのが一番近道なのではないかと思っていました。

-先輩というのは?

 (川崎でプレーした)高須英暢さん、それに二つ上の札幌の白井(康介)選手とG大阪の三浦(弦太)選手が同じ道を通ってJに行っています。




-Jリーグ入りしたきっかけは?

 国体に出場した時だったみたいです。早生まれなので、高校2年生の時に出場した国体の試合を鹿島のスカウトの方が見ていてくれてみたいで、3年生の早いタイミングで声を掛けてもらいました。

-高校時代に努力したことは?

 チームメートには絶対負けないということですね。

-性格を自己分析すると?

 お調子者。結構ふざけたりしますね。チームでは、いじりもせず、いじられもせず、ツッコミもせず。でもおとなしくはない。「ザ普通」ですよ。

-誰と仲がいい?

 ご飯に行っているのは、年が近い武田拓真くん、松本健太郎くん、中野誠也くんですね。

-プライベートでどこかに遊びに行きましたか?

 倉敷市美観地区と香川県には行きました。美観地区は雰囲気が良かったです。


まずはゴールを!






-好きな言葉を教えてください。

 「念」です。高校のエンブレムにこの言葉が入っています。「今、真剣にやる」という気持ちを伝統的に大事にしている学校でした。監督もこの言葉を大切にしていました。今は「後先考えず、今やれることをやる」ということを意識しています。

-趣味は何ですか?

 ゲームです。オンラインでもやっています。

-誰とやっているのですか?

 鹿島の時に一緒にプレーしていた植田直通選手(ベルギー1部セルクル・ブリュージュ)です。ベルギーでもオンラインでできるので、よく二人でやっています。ゲーム上で会話もできるので、近況を話しながら遊んでいますね。時差があるので、そんなに長い時間はできないですけど、時間が合えば楽しんでいます。

-好きな食べ物は?

 ラーメンとハンバーグです。普段はなかなか食べられないので、オフの日に食べています。岡山はラーメン屋が多いですよね。オフの日に探しています。しいて言えば豚骨が好きです。二郎系も食べますよ。

-生活する上では食事には気を使いますよね。

 体が資本ですから。でもラーメンって言っちゃいましたね(笑)。普段は良くしてもらっているお店に行って、サラダ、お肉、パスタなどバランスを考えて出してもらっています。飲み物は炭酸水にしています。昔からコーラとか炭酸飲料がめちゃめちゃ好きだったんですが、さすがに毎日は飲めません。炭酸水で紛らわせています(笑)。

-今年チャレンジしたいことはありますか?

 英会話をずっとやりたいと思っています。本を買うなど最初は形から入るタイプですが、3日で終わっちゃうパターンが多い。中学の最初から英語が苦手だったので…まだ一歩目を踏み出していないです。サッカー選手は英語を勉強する人も多い。海外という選択肢を考える人は特にやっていますね。

-いつごろ踏み出す予定?

 教室に行ったら勝ちですね。無理やりでもやらないといけない。(金山)隼樹くんもしていると言っていました。すごいです。行きたいな。でも行く勇気が出ないんです。やり始めたら、日常会話ぐらいはできるようになりたいです。偉そうなことは言えないですけど…。





-岡山で楽しみにしていることはある?

 早く桃が食べたい。おいしいとめっちゃ言われるので、期待しています(笑)。

-試合前のルーティンを教えてください。

 赤のパンツをはいています。高校のころからかな。人に流されやすいタイプなんで、「赤がいいよ」と言われたのがきっかけだと思います。特にいいことがあったわけではないですけど。

-廣木選手も赤いパンツと話していました。

 一緒かぁ!(笑) ルーティンは人それぞれですから。

-岡山のサポーターの印象は?

 力強い応援をもらっています。フレンドリーというか、選手と近い存在なのかなと思っています。それは先輩の選手たちがファンやサポーターに対して、いい距離感を作っている結果だと思います。

-試合日はどのタイミングで一番テンションが上がりますか?

 スタジアムにバスで入る時にも声を出してもらって、「よし頑張ろう」と思います。点が入った時には、喜んでいる歓声が聞こえるので、一緒に戦っている気持ちにもなります。6月15日の山口戦は、雨でも8千人が来場しましたよね。すごいなと思いました。選手としては力になりますし、うれしいです。

-目標を聞かせてください。

 全試合出場すること、そして目に見える結果を出すのが一番大切だと思っています。そしてチームをJ1に昇格させる。僕の特長をみんなが理解してくれていると思うので、その中で強さや戦う姿勢をもっともっと出していけたらいいと思います。まずはゴール、頑張ります!





久保田選手へアンケート!
【プレースタイル】攻撃のリズムを作る
【ファジを選んだ理由】自分を必要としてくれたから
【性格】お調子者
【試合前のルーティン】赤のパンツ
【ニックネーム】カズ
【サッカーを始めた年齢】3歳、幼稚園のグラウンドでサッカーをしていてやりたくなった
【趣味】ゲーム
【好きな音楽】ONE OK ROCK
【好きな本】ONE PIECE、キングダム
【好きな言葉】念
【好きな食べ物】ハンバーグ、ラーメン
【特技】ゲーム
【宝物】PS4
【生活する上で気を付けていること】食事
【今年チャレンジしたいこと】英会話
【オフの過ごし方、リラックス方法】ゲーム、温泉に行く
【スタジアムで見てほしいところ】闘う姿勢
【目標】J1昇格、全試合出場






◆【ファジ】久保田和音選手に聞く 踏み出せない英会話!?(山陽新聞)





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