ぐうたらとけちとぷー [ 加瀬健太郎 ]
イタリアメディアは、長年1つのチームでプレーする選手を特集し、世界トップとして日本人選手を挙げた。
1つのクラブに長年忠誠を尽くしてきた選手について、イタリアメディア『スカイスポーツ』が29日、特集を組んだ。鹿島アントラーズに所属する元日本代表GK曽ケ端準も紹介されている。
イタリアメディアは29日、「ユニフォームへの忠誠…10年以上1つのチームに所属している選手たち」との見出しで特集。「メルカートにおいて電撃移籍が何度も生まれてきたが、彼らは別。少なくとも10年以上同じチームカラーに忠誠を尽くしてきた選手たちだ」と綴り、ヨーロッパの5大リーグに所属する現役選手を中心として年数に応じたランキングを発表した。
5大リーグの中で首位に立ったのは、バルセロナのFWリオネル・メッシおよびサンテティエンヌDFロイク・ペランで所属年数は16年。2位はユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニ、レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモス、サッスオーロMFフランチェスコ・マニャネッリの14年、続く3位は、レアル・マドリーDFマルセロ、エスパニョールDFハビ・ロペス、ビジャレアルMFブルーノ・ソリアーノの13年だった。以下は、12年がバルセロナMFセルヒオ・ブスケツら6選手。11年の選手には、バイエルン・ミュンヘンFWトーマス・ミュラーら10選手、10年にはレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマら10選手を紹介した。
番外編として、元日本代表MF本田圭佑の元同僚であるCSKAモスクワのGKイゴール・アキンフェエフを掲載。ヨーロッパ5大リーグの選手を上回る17年にわたってモスクワでプレーしていることを紹介した。さらに「世界では?」と綴り、ヨーロッパ以外にも注目。「世界での単独トップは日本人選手のヒトシ・ソガハタだ。鹿島アントラーズでプレーするGKは、実に1998年2月から所属している。22年間に及ぶ忠誠心だ!」と綴り、世界トップに選出された曽ケ端の記録に驚きを示した。