日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年9月12日土曜日

◆【鹿島】「彼らは選手である前に人間です」指揮官ザーゴの綿密かつ誠実なアプローチ(サッカーダイジェスト)






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「本人が良い状態でなければインプットできない」


 前節はホームで仙台に2-1と競り勝ち、3年ぶりとなるリーグ4連勝を達成。一時は最下位に沈んでいた鹿島だが、気づけば6位(暫定)に浮上し、ACL圏内を照準に合わせるまでに復活した。

 今後の焦点は、いかに現在の好調ぶりをキープできるか。ザーゴ監督は「継続性」や「安定感」を強調し、そのためには「メンタル、精神的な部分」の充実を重視しているという。

 就任当初から指揮官は選手たちとのコミュニケーションを欠かさず、メンタルが正しく保たれるように心掛けてきた。その視線はピッチ内に留まらず、むしろピッチ外に向けられているようだ。

「普段の生活が充実していれば、気持ちが乗ってきて、結果としてパフォーマンスも上がってくると思います。今年はコロナの影響で、休みがあっても制限があるなかで、なかなか気分転換もできません。それでも、たとえば家族と過ごすことでリフレッシュするなどして、練習に臨まなければならない。

 彼らは選手である前に人間です。いかにして抱えているストレスを軽減させたうえで、話し合いを通じて、サッカーというスポーツの中で抱えている悩みを解消し、気持ちを充実させるかが重要になります。そういったことを一つひとつやっていくことで、パフォーマンスを発揮できるようになると思います」

 戦術を落とし込む、あるいは細かいプレーの指示を出す。そうした指導がしっかりと行き渡るように、ザーゴ監督は選手たちの“日常”にも気を配っている。

「まず本人が良い状態でなければインプットできないわけで、そういった意味で、いろんな形でのアプローチや、話し合いをしています」

 微に入り細を穿つ。綿密かつ誠実な手引きによって、チームをさらなる高みへと導こうとしている。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)




◆【鹿島】「彼らは選手である前に人間です」指揮官ザーゴの綿密かつ誠実なアプローチ(サッカーダイジェスト)




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