後半から[4-2-3-1]へシステムを変更
日本代表はFIFAワールドカップのアジア最終予選でベトナムと対戦し、1-1のドローで決着した。スタメン出場した上田綺世は、システム変更から調子を上げて決定機を作り出す。
今試合は[4-1-2-3]で挑む日本代表において上田は3トップの中央で先発。大迫勇也不在のチームで彼のような活躍に期待が寄せられるも、前を向いてボールを扱う技術の高い上田はポストプレイで起点となることができず、中盤3枚と距離が空いてしまい孤立してしまう時間帯も少なくなかった。
そんな状況下で森保一監督は、後半からシステムを変更。[4-2-3-1]にして右ウイングだった久保建英をトップ下に据える。上田の近くでボールを持てるプレイヤーを置くことで、孤立することなく攻撃に連動性を持たせた。
またトップ下が南野拓実に代わると、中盤とFWの間で受ける技術の高い同選手が起点となり、上田も前を向いてチャンスに絡むシーンが増加。ゴールネットこそ揺らすことはできなかったが、チームの新たな形を見せた後半となった。フィニッシュの部分は、上田自身がさらに上げて行く必要がある。それでもチームとしてJ1で好調を維持するストライカーが活きる形を見いだせたのは大きな収穫だ。
◆1トップで持ち味を発揮した上田綺世 森保采配で収穫を見せたベトナム戦の戦い(the WORLD)
「フィニッシュの部分は、上田自身がさらに上げて行く必要がある。それでもチームとしてJ1で好調を維持するストライカーが活きる形を見いだせたのは大きな収穫」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) March 31, 2022
◆1トップで持ち味を発揮した #上田綺世 森保采配で収穫を見せたベトナム戦の戦い(the WORLD) https://t.co/9cNQ6NMugm pic.twitter.com/PQD2mF2yrR