http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20140315-OHT1T00184.htm
国内でリハビリを行っていた日本代表DF内田篤人(25)=シャルケ04=が15日、成田空港からドイツに向けて出国した。肉離れ、腱(けん)損傷と診断された右太ももは「順調」としながらも「無理のしどきなのは分かっている。でも、再発したら(W杯出場は)無理。そこだけは気をつけたい」と慎重にリハビリを続けていく考えだ。
2月のハノーバー96戦で負傷後、国内で約1か月、リハビリに取り組んだ。当初は歩行に松葉づえが必要だったが、今では「ロボットのよう(ぎこちない)だけど、走り始めている」という。今後はシャルケ04のトレーナーの下、4月中の実戦復帰を目指す。
国内でのリハビリ施設では、新体操のサイード横田仁奈(20)、バドミントンの與猶(よなお)くるみ(21)ら他競技の選手とも交流した。「いろいろ話して、すごく刺激をもらった。みんなの復帰した姿を見たいし、みんなに復帰した姿を見せたい」。W杯メンバー発表(5月)まで約2か月。失敗の許されないリハビリは今後も続く。