
日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年4月3日日曜日
◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第5節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51777
明治安田J1 1st 第5節
鹿島、カイオの先制弾も後1点が足らず。敵地で1-1のドローに終わる。
ナビスコカップグループステージでまさかの2連敗を喫してしまった鹿島がリーグ戦再開となるアウェイ川崎F戦で1-1のドローに終わった。両チームともに攻め合う死力を尽くした90分だったが、鹿島は最後の決定力に欠いた。
ナビスコカップの悪い流れを断ち切りたい鹿島は、代表組が戻ってきたこの試合でGKに曽ケ端、両センターバックに植田、昌子、そして前線には金崎とスターティングメンバーを入れ替えて臨んだ。
そして金崎、赤崎の2トップがアグレッシブなチェイシングでホームの川崎Fを押し込む序盤となった。赤崎、金崎、カイオがうまく絡む形で攻撃を形作り、27分には相手のクリアミスをカイオがダイレクトでゴール右隅に決め、待望の先制点を得た。
だがその後、ブロックを作り、少し守りに入ってしまう。そして36分、一瞬の隙を突かれ、田坂、小林につながれ、最後はエウシーニョに押し込まれ、同点とされた。
後半に入り、川崎Fが森谷を下げ、エドゥアルド ネットをピッチに入れるなど早めの交代策を打ってきたのに対し、鹿島は前半からの流れから攻撃を続ける。51分、先制弾を決めたカイオが見事なドリブルからクロスを上げ、遠藤がダイレクトで合わせるがこれは相手選手の動きが気になったのか、クロスバーの上に外してしまう。
55分、前線に変化をもたせようと石井監督が赤崎に代え土居をピッチへ送り出す。土居はボールを受ける役目も果たし、鹿島の攻撃のリズムを変えた。だが、川崎Fも森本に代え、大久保をピッチに入れるなど互いに次から次へとオプションを切り、試合のテンポを上げていった。
68分、カウンターで攻める鹿島は遠藤が金崎へつなげる。金崎は土居へラストパスを送り、土居がシュートを放つもこれもクロスバーの上を行ってしまった。その後も何度か決定機のあった鹿島だったが、途中交代の鈴木が試合終了間際に放ったヘディングシュートも相手GKチョン ソンリョンのスーパーセーブに阻まれるなど最後の決定力が足りない。結局、シュート16本放ったが、1-1のドローで終えた。
全員が勝利へ向かって戦う気持ちは見えた。相手の攻撃を受けても全員が体を張って守る魂も見えた。しかし決定機があったにもかかわらず、2点目が取れなかったことは悔やまれる。この悔しさを胸に水曜のナビスコカップ名古屋戦、そして日曜のホーム広島戦を戦い、次こそはともに戦うサポーターを歓喜させたい。
【この試合のトピックス】
・カイオが今季公式戦初ゴール。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・後半もしっかり入ろう。守備をベースに焦らずゲームを組み立てていこう。
・中央エリアは絞って、ディフェンスラインの背後に入ってくる選手をケアしよう。
・最後までボールエリアに対してハングリーであること。こぼれ球、球際はしっかり戦うこと。
川崎フロンターレ:風間 八宏
・ボールを出して動くを繰り返して。
・切り替えを早くコンパクトに。
・立ち上がり15分、自分たちのリズムを作り出そう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
ナビスコカップで2戦負けてしまったということで、ゲームの入り方は非常に難しかった。しかし選手たちは高い意識で立ち上がりから戦ってくれた。90分間戦ってくれて、非常に高いパフォーマンスだったと思う。1失点してしまったが、そこはほんのちょっとした守備の対応ミスから、やられてはいけない相手の特長を出させてしまった。そこは悔しく思う。今日もアウェイながら本当にたくさんのサポーターが来てくださった。その方々に勝利を届けられなかったことは非常に残念だと思う。
Q 試合に入る前の注意点は?
A 前からプレッシャーにいって、自由にボールをつながせないようにしようといった。川崎Fのパス回しは非常に質が高いので、そこでかわされてしまうと厳しくなる。そこの部分はしっかりブロックを作ってやろうといった。
Q 鈴木選手を入れた時、そのままサイドで起用した意図は?
A どちらかというと聖真のポジションが前の方がいいという判断。前向きに仕掛けることもできていた。そこを優先しての配置だった。
川崎フロンターレ:風間 八宏
いつも通り突然のメンバー変更があったり、色んなことがあった中で自分たちの時間というのは本当に短かった。逆にいうと、悪いリズムの中でも各選手がそれぞれ調整できたかなと思う。どちらかというと我々がスムーズに試合をしたとはいえないが、それでも全体を通して最後まで勝負にこだわったことは進歩だと思う。
選手コメント
[試合後]
【植田 直通】
先制できたし試合には良い入り方ができた。しかし、失点した事はDFとして反省し、次に活かさなくてはいけない。防げた失点だったので悔いが残る。シーズン前に全試合を無失点という目標だったが、すでに2失点しているので納得していない。
【カイオ】
もっと点を取れればと残念な気持ちもあるが、お互い攻守において良さが出ていた試合だと思うので、悲観する内容ではない。得点シーンは、相手のGKとDFのコミュニケーション不足だった。正確に決める事ができて良かった。
【西 大伍】
良い試合というよりも、これくらいやらなきゃダメだと思う。今日は最低限の事はできていた。戦えない選手は試合をやってはいけない。全体的に守備は悪くなかったと思う。相手の狙いでやられる場面もあったが、シュートコースを切るなど対応ができていた。
【昌子 源】
簡単にいってしまうと勝てた試合だった。ナビスコカップを引きずる感じはしなかった。チャンスを多く作りながら点に結びつかなかった。失点は相手の得意パターンだったし、監督からも指摘されていたのにその通りにやらてしまった。反省しなくてはいけない。
【土居 聖真】
自分が決めることができれば、勝てた試合だった。誰が見てもそう思う試合。シュートを打つまではイメージ通りだが、決めないと意味がない。途中出場でのチャンスを増やし、決めるのは自分の仕事だと思う。上位対決だったし勝っていかないと優勝はできない。後ろが頑張ってくれたので、悲観せずに結果を出せるようにやっていきたい。
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