
日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年11月22日水曜日
◆識者が選ぶEAFF E-1サッカー選手権を戦う日本代表23人/土屋雅史(サッカーキング)

Jリーグでプレーする国内組にとっては、ワールドカップのメンバー入りに向けた“ラストチャンス”と位置付けられている、今回のEAFA E-1サッカー選手権。前回のブラジルワールドカップにも、この大会でアルベルト・ザッケローニ監督のお眼鏡に適った選手が何人も本大会のメンバーとして選出されており、当然今大会もJリーガーにとって“超重要”なアピールの場になることは言うまでもない所だ。
その大会を来月に控えるに当たり、現在担当しているJ SPORTS『Foot!THURSDAY』の企画とはいえ、今シーズンのJ1もここまで全試合をフルタイムでチェックしており、以前から思い入れを持ってJリーグを見続けてきていることもあって、個人的にも代表で1度は試して欲しい選手はまだまだ数多くいると感じてきた。
そこで、このメンバー選出には勝手に1つの縛りを設けさせてもらっている。それは「今年の代表選手に出場していない選手」。代表招集を受けたものの、ゲームには出場していない選手も対象に入れている。その上でポジションバランスを考えながら、最後は「この選手を代表で見たい!」という思い入れの人選を優先した。こういうメンバー予想は発表されるまでが楽しいもの。サッカー好きの皆さんがアレコレ楽しく議論するきっかけになれば幸いである。
▼GK
西川周作(浦和レッズ)
権田修一(サガン鳥栖)
中村航輔(柏レイソル)
ハリルホジッチ監督とコーチングスタッフが、GKの選考にあまりサプライズを求めていないタイプだというのは、ここまでの招集を見ていると何となくわかるので、今回は今まで代表へ呼ばれたメンバーの中から、ハイチ戦に出場した東口順昭(G大阪)を除きつつ、比較的招集回数の多い3人を選択した。中でも中村はまだ国際Aマッチデビューこそ飾っていないものの、既にJリーグのゲームでは1試合で2,3回のファインセーブがデフォルトになっており、年代別代表でも国際経験は豊富。今回は是非出番を与えて欲しい選手の1人だと思う。
▼DF
西大伍(鹿島アントラーズ)
小池龍太(柏レイソル)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
植田直通(鹿島アントラーズ)
中谷進之介(柏レイソル)
福森晃斗(北海道コンサドーレ札幌)
松原后(清水エスパルス)
右サイドバックが2人、センターバックが4人、左サイドバックが1人という構成だが、鹿島随一のサッカーIQを誇る西は両サイドバックをハイレベルにこなし、リーグ戦7ゴールと得点力の増した谷口は中盤起用も可能。また、サイドバックでもプレーできる福森は、おそらく今のJ1で五指に入るセットプレーの精度を誇っており、エクストラキッカーとしても大きな武器になり得る印象がある。あとは右の小池と左の松原という両サイドバックも、それぞれ22歳に21歳と伸び盛り。よりレベルの高いステージを経験することによって一気にブレイクする可能性も。それはリオ世代に当たる植田と中谷のセンターバックコンビにも同様のことが言える。
▼MF
高萩洋次郎(FC東京)
大島僚太(川崎フロンターレ)
川辺駿(ジュビロ磐田)
三竿健斗(鹿島アントラーズ)
伊東純也(柏レイソル)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
山村和也(セレッソ大阪)
山田直輝(湘南ベルマーレ)
家長昭博(川崎フロンターレ)
MFは所属クラブでの起用法で数えると、ボランチ4人、サイドハーフ2人、シャドー兼トップ下が3人という構成。高萩と大島は現代表にも呼ばれている実力者。中村と家長に関しては今さら説明不要だが、とりわけ今季は十分に代表へ推したくなるプレーが続いている。ハリルジャパン未招集組に目を移すと、鹿島のレギュラーを奪取した三竿は、この中で数少ない守備重視のアンカーを任せられる存在。ユン・ジョンファン監督の1トップ下起用で花開いた山村は、試合の中でセンターバックと行き来するポリバレントさが、磐田躍進の主役でもある川辺は、3列目から攻撃に飛び出す推進力が、それぞれストロング。さらに伊東は抜群のスピードに加え、クロスのバリエーションも増えてきており、ジョーカー起用も面白そう。そして最後にプッシュしたいのは山田。湘南在籍3シーズン目にしてとうとう覚醒。インサイドハーフであれだけの運動量を有しつつ、受けて捌ける選手は、現体制の代表でもそう多くない。本人もロシアへの意欲を明言しているだけに、是非もう一度日の丸を背負った姿を見てみたい。
FW
興梠慎三(浦和レッズ)
小林悠(川崎フロンターレ)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
川又堅碁(ジュビロ磐田)
フォワードは単純にゴールを多く奪っている選手から順番に招集されるべきだと以前から感じているので、得点ランキングの日本人上位から杉本健勇(C大阪)を除いた4人をチョイス。実際に欧州遠征へ参加していることからもわかるように、今シーズンの興梠の充実ぶりは特筆モノで、ボールの収まり方は元同僚の大迫勇也に匹敵。小林と金崎はゴールのパターンが豊富な上、元々中盤の選手だけあって、シャドーやサイドハーフでも十分機能するポテンシャルが。川又はこの人選だと唯一の純粋なストライカーだが、左利きという希少性に加え、意外性は4人の中でも一番。また、試合終盤のパワープレー時には山村を最前線で起用するオプションも可能。
文=土屋雅史
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