北海道コンサドーレ札幌のGK杉山哲が、東京ユナイテッドFC(関東サッカーリーグ1部)へ完全移籍で加入することが決まった。12月1日に両クラブが発表した。
杉山は1981年生まれの36歳。福岡大学出身で、2004年に鹿島アントラーズへ加入した。2012年に札幌へ移籍し、6シーズンに渡ってプレーしてきた。今季は公式戦での出場機会を得ていなかった。
キャリア通算では明治安田生命J2リーグで49試合に出場している杉山。完全移籍にあたり、同クラブに対して以下のようにメッセージを寄せている。
「この度、東京ユナイテッドFCに移籍することになりました。北海道での6年間、J2降格と優勝、そしてJ1昇格と残留を経験する事ができました。良い時もそうでない時も常に温かく、時には厳しく支えてくださったサポーター、ファンの皆様には本当に感謝しています。熊本地震の際に頂いた励ましの言葉や温かいご支援は一生忘れません!北海道で出会った全てのチームメイト、スタッフ、関係者の皆様、6年間本当にありがとうございました!」
そして加入する東京ユナイテッドFCに対しては、以下のようにコメント。杉山は新天地で、GKコーチも兼任することが併せて発表されている。
「初めまして。北海道コンサドーレ札幌から加入することになりました杉山哲です。チームのJFLへの昇格、そしてチームが掲げる未来へのvisionに貢献できるよう全力で取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします!」
東京ユナイテッドFCには元日本代表DF岩政大樹が所属。鹿島でともにプレーした杉山と、再びチームメイトとなることになった。
札幌GK杉山哲、東京ユナイテッドFCへ完全移籍…岩政と“再会”へ