鹿島アントラーズの岩政大樹監督が9日、自身の公式ツイッター(@_PITCHLEVEL)を更新し、コーチ陣を補充する考えを明かした。岩政監督はレネ・ヴァイラー前監督の退任に伴い、次節から指揮を執る予定となっている。
鹿島は7日、今季から監督に就任していたヴァイラー氏の退任を発表。8日に後任が発表され、今季からコーチを務めており、ヴァイラー前監督の入国前に暫定的に指揮を執っていた岩政氏が就くことに決まった。岩政氏がJリーグの監督に正式に就任するのは史上初めてとなる。
岩政氏は自身のツイッターを通じて「レネヴァイラーは、強烈で、天然で、面白い人でした。
彼が伝えてくれたものはきっとヨーロッパのスタンダード。それを知ることができたことは、クラブにとっても私にとっても大変学びとなりました。彼に信頼してもらえたことは私にとって大きな自信となりました。いつか必ずスイスに会いに行きます」と前監督への感謝をつづった。
その上で今後のコーチ陣にも言及。この日行われたJリーグからの発表では、ヴァイラー前監督やドラガン・ムルジャ前コーチの登録抹消が行われ、岩政監督が新たに登録された一方、新たなコーチの追加登録は行われていなかった。
それでも岩政監督は「コーチに関しては段階を追って補充していきます」と明言。「おそらくこれまでの組閣とはだいぶ違うものとなります。私はコーチングスタッフは多様な人材を集めるべきだと考えています。私に足りない経験や視点を補ってくれる人たち。そして、僕に『それは違うんじゃないか』と言える人たち。学び合える集団に」と方針を明かしている。
◆鹿島・岩政新監督が“コーチ補充”を明言「これまでの組閣とはだいぶ違うものとなります」(ゲキサカ)