日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2018年6月30日土曜日

◆緊急投入も不完全燃焼…大迫「この悔しさを次にぶつけられる」(ゲキサカ)






[6.28 W杯グループリーグ第3節 日本0-1ポーランド ボルゴグラード]

 出番は突然巡ってきた。後半開始早々にFW岡崎慎司が負傷すると、同2分にピッチへと送り込まれたのが日本代表FW大迫勇也だった。

「もうちょっとアップしてからかなというイメージがあったけど。アクシデントがあったので、急でした」。最前線に入ると、FW武藤嘉紀と2トップを形成。しかし、後半14分にポーランドに先制を許すと、その後も相手に押し込まれる時間帯が長くなり、攻撃面で見せ場をなかなか作れず。さらに同時刻キックオフの試合でコロンビアがセネガルから先制点を奪ったこともあり、日本はこの状況で試合を終わらせるために試合終盤には後方でのパス回しに終始。0-1で敗れはしたものの、グループ2位で決勝トーナメントに駒を進めことになった。

 パス回しで試合を終わらせようとした日本は、スタンドから大ブーイングを浴びせられたものの、大迫は「まずはグループリーグを突破するために試合をしているわけなので、そこは全然普通のこと」と答えた。

 結果的に決勝トーナメント進出を決めるだけでなく、第1戦、第2戦で先発出場を続けていた選手を休ませることができた。「前線の選手は4、5人ベンチにいたので、次はすごくアグレッシブに戦える」と話すと、「個人的にはちょっとしか試合に出られなかったので悔しさはある。この悔しさを次にぶつけられるので、次頑張ります」と次戦での爆発を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)




緊急投入も不完全燃焼…大迫「この悔しさを次にぶつけられる」







Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事