明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズを率いるカルロス・ザーゴ監督は13日夜に自身のSNSアカウントにおいて解任の可能性を匂わせるコメントを残していることが話題となっている。
同監督はインスタグラムのストーリー機能において「なぜ(私の)失望がそこまで痛いものであるのか理解しているか? その失望は決して敵からのものではない」と投稿。これを受けて、周囲ではクラブ首脳陣との間に問題を抱えているという見方があるほか、すでに解任が決定事項となったと推測する声も上がっている。
ザーゴ体制2年目を迎えた鹿島アントラーズは今年2月下旬に行われたJ1リーグ開幕節・清水エスパルス戦で逆転負けを喫すると以降も勝ち点を積み重ねることができていない。先週なかばに行われた第8節・柏レイソル戦では2-1と勝利。しかし、11日に開催された第9節・北海道コンサドーレ札幌戦では前半に2点のリードを奪ったものの、後半にPKで同点に追いつかれて勝ち点2を失う結果となっていた。これによりリーグ戦ではわずか2勝となっており、勝ち点8の15位に低迷している。
今冬に獲得したブラジル人MFアルトゥール・カイキやMFディエゴ・ピトゥカがチームに合流していない中、鹿島アントラーズは早くも今季の行方を占う上で大きな転換点を迎えているかもしれない。