
日刊鹿島アントラーズニュース
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2021年10月24日日曜日
◆【J1採点&寸評】FC東京1-2鹿島|MOMは先制点を挙げたA・カイキ。一矢報いた渡邊凌は及第点の評価(サッカーダイジェスト)
FC東京――勝負強さの点で鹿島に劣る
[J1第33節]FC東京1-2鹿島/10月23日/味の素スタジアム
【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
2CB+中盤の3枚回しをベースにボールを保持して攻めつつ、その中盤の参加で守備も安定させる戦い方自体は洗練されてきたが、試合前テーマに掲げていた球際などの本質で勝ちきれず、勝負強さの点で鹿島に劣った。この内容を維持しながらルヴァンカップ準決勝やリーグの横浜FC戦のような気迫を示したい。
鹿島――D・ピトゥカはチームの心臓という印象
[J1第33節]FC東京1-2鹿島/10月23日/味の素スタジアム
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
アダイウトンら個の力を活かしたFC東京の攻撃は、強調したグループの守備で防ぎ、丁寧に試合を進めてチャンスを待った。ACL出場権を得られる3位以内を目指すには負けられない一戦を、最後はエースの一撃でモノにした。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
9分にイージーミスでピンチを招きかけたが、直後の青木のシュートは阻止。盛んに最終ラインの背後を衝いてくる永井や髙萩にも動じなかった。1失点はやむなし。
DF
32 常本佳吾 6
大外を走るアダイウトンには無理に1対1で勝とうとせず冷静に対応。並走で動きを制限するなどして、刈り取りはCB陣に任せ、終始落ち着いた守備が出来ていた。攻撃参加時のクロスも悪くない。
DF
33 関川郁万 6
永井、アダイウトンといった高速FW陣には落ち着いて対応。ただ失点の場面ではCB陣のうち1枚は永井とコースを見るのではなく、アダイウトンか渡邊凌のシュートを妨ぎたかった。
DF
28 町田浩樹 6
関川をフォローしながらラインをコントロール。フィードを送りゲームを下支えする役割を果たした。失点場面は町田からの声掛けで周囲を動かしたかったところ。
DF
2 安西幸輝 6
攻撃面ではインパクトを残せなかったものの、最終ラインの一員として勝利に貢献。中村拓など相手の右サイドを掴まえられればさらに良かった。
MF
20 三竿健斗 6.5(HT OUT)
落ち着いた読みでインターセプトするなど悪い出来ではなかったが、前半45分間のみの出場で交代。アクシデントによるものか。
MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
FKで先制点をアシスト。2列目からドリブルで持ち上がり攻撃を牽引し、守備でも良いプレッシャーを見せてチームの心臓という印象を強くした。実に頼もしい。
鹿島――豪快なシュートをネットに突き刺した上田
MF
7 ファン・アラーノ 6.5(83分OUT)
先制点を決めたA・カイキとは流れの中でもパスがつながり、攻撃ユニット全体で点を獲りに行こうとする意思がうかがえた。
MAN OF THE MATCH
MF
17 アルトゥール・カイキ 6.5(76分OUT)
先制ゴールを決めたほか、57分のカウンターではJ・アラーノに決定的なパスを送った。「2週間の取り組みが実った」と語る試合後会見での嬉しそうな表情が手応えを物語っていた。
FW
8 土居聖真 6.5(76分OUT)
18分と37分にあった前半2度のシュートチャンスを決められなかったが、2点目のアシストで面目躍如。J・オマリをしっかりと抑えて的確なクロスを送った。ゴールへの執念がなした場面だった。
FW
18 上田綺世 6.5
20分のシュートはジャストミートせず、55分のシュートは右サイドネット。しかし65分、1度は撃ち損じながらもストライカーらしい豪快なシュートをネットに突き刺した。サポーターの不満も承知して現状を変えようとする意欲の表われか。
途中出場
MF
4 レオ・シルバ 6(HT IN)
ズバッと要所を衝くパスや強烈なミドルシュートはさすが。交代直後から積極的な雰囲気を作った。中盤から前にブラジル籍選手が多いなかで連係も良かった。
MF
13 荒木遼太郎 ―(76分IN)
80分、83分と二度あったチャンスのうち、どちらかを決めておきたかったが、悪くない出来。自分たちがボールを持ち相手陣内に食い込むための尖兵の役目を果たし、結果として攻め込まれる時間を減らした。キープ力が冴えていた。
MF
11 和泉竜司 ―(76分IN)
80分のカウンターの場面ではドリブルでチャンスを作り、ラストパスを荒木に供給。アシストがついていたかもしれない場面だった。
FW
19 染野唯月 ―(83分IN)
J・アラーノとの交代で出場。終盤、相手が攻勢に出るなかで自分たちの矢印を前に向ける役割だが、もう少し自身でボールに絡みたかった。
監督
相馬直樹 6.5
長いボールを蹴って競り合いの展開に持ち込み、あるいは自陣で相手攻撃陣を食い止めつつ試合を進め、不利な状態を作らなかった。セットプレーで先制し、カウンターで加点。攻撃陣の組み換えも含め、勝つためのすべを徹底して結果を手に入れた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●後藤 勝(フリーライター)
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